「植えたミカンが戻らないのが切ない」終わりの見えない復旧作業 台風10号でミカン畑に甚大な被害 農家は一歩ずつ前へ=静岡県

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大量の雨を降らせた台風10号では山間部で土砂崩れが相次ぎ、ようやく明るみになった被害もあります。静岡市葵区では土砂が収穫を前にしたミカンの木を飲み込み、その爪痕は、今も色濃く残っています。<LIVEしずおか滝澤悠希キャスター>
「土砂で覆われていますが、元々道路だった?」
<農家 斉藤勝弥園主>
「農道で、4メートルの幅の道路が上の畑まで続いていた」静岡市葵区西又の斉藤勝弥さんのミカン畑につながる農道です。長さ約100メートルにわたって台風の影響で崩れた土砂が道を埋め尽くしています。ドローンで上空から撮影すると、土砂の中にはなぎ倒された何本ものミカンの木々が確認できます。

その数、ミカン畑全体の8割に当たる30本から40本に及びます。<農家 斉藤勝弥園主>
「植えたミカンが戻らないのが切ない。30年前に植えた木がなくなってしまった。ミカンの木がかわいそう」

収穫を前にしたミカンの木を飲み込んだ土砂。農道にかかった土砂は静岡市によって撤去されることが決まっていますが、ミカン畑の原状回復にかかる費用や期間は不透明です。先の見通せない日々が続きますが、斉藤さんはミカンの代わりに、あわせて育てている有機栽培のお茶のPRを強化したいとしています。<農家 斉藤勝弥園主>
「次のことを考えて前に行くしかない。それだけを考えている」

<LIVEしずおか滝澤悠希キャスター>
「大変ですけど、そういう思いなんですね」

<農家 斉藤勝弥園主>
「仕事だから仕方がない。天災だから何を思っても仕方がない」今回の台風で、静岡県内では、少なくともハウスなどの農業用施設の被害が26件、農作物の被害が35件、果樹園の樹木などの被害が4件確認されています。<静岡県農業戦略課 勝地孝則課長>
「長く雨が降ったことによって土にかなり水が溜まり、土砂災害や園地が崩れ、それが被害になったということが目立つ」

静岡県は台風10号で被災した農林水産業者に対し、金利の一部を補助した上での融資を2025年3月末まで実施しています。いまだに全容が見えない台風10号による被害。被災した地域では、まだ復旧作業の終わりが見えない日々が続きます。

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https://newsdig.tbs.co.jp/articles/sb...

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