厳島神社御神能「西王母」 広島明生会

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厳島神社の御神能で朝一番(9時)の出番である。
7時30分宮島口に集合して、厳島神社の能舞台に向かう。
御神能は毎年4月16日~18日に行われる。
初日はプロの方の奉納。
二日目は観世流の皆さんの奉納。
三日目は喜多流で、ここ15年ばかり地謡で参加させてもらっている。
来年は我がグループでお能一番(敦盛)を奉納する予定である。
全国で謡曲を習っていらっしゃる方が沢山であるが、世界遺産の厳島神社の重要文化財の能舞台で
お能を勤めるというのは、「一生に一度は!!」という思いであろうと思う。
毎年地謡で参加させていただいているというのも、大変に有り難いことなのである。
喜多流の粟谷一門で無いと参加できるチャンスが無いのである。
粟谷一門のお弟子さんが全国から、毎年お能を演じに来られるわけである。

我がグループも昨年から、4名の若手が入会してくれたので勢いがついている。
厳島神社の能舞台で謡わせていただけるのはひとえに粟谷一門のお陰である。
2年前に亡くなられた人間国宝の「粟谷菊生」職分のお陰なのである。
昔習っていた「香林寛三」教士が喉頭がんで亡くなられて、とりあえず「香林寛三」教士の
御師匠さんの「粟谷菊生」職分に預ってもらった。
一時預かりが十数年になってしまい、今は息子さんの「粟谷明生」職分に預ってもらっている。

毎年嫁さんにビデオ係をお願いしている。
「西王母」は一番目なので8時には厳島神社に入る。
今日は出演者なので堂々無料である。
毎年の如く能舞台の裏にある仮設トイレで用をたす。
粟谷菊生先生が「御神域で小便出来るのは一年に一回ここだけじゃ!!」
「鳥居を眺めながらするのも格別じゃ!!」と毎年の如く仰っていた。
神社関係者であろうとも境内で放尿は許されないはずだ。
4月18日は結構寒い日が多く、一時間半の舞台なのでトイレには行っておく必要があるのである。
今年は寒くは無かったが、強風であった。

裃と、長袴は厳島神社の物を使う。
慣れないものでもたもたしていると、粟谷明生先生が手伝ってくださる。
地謡の出来具合は、後ろにプロの方が控えていらっしゃるので安心して謡えた。
ただ、扇の上げ下ろしを一部間違ってしまった。
毎年、ちょこちょこ小さな間違いを犯してしまう。
昨日は「して」の方が舞台から転げ落ちてしまわれたらしい。
面(おもて)をつけているので極端に視界が狭くなるのである。
過去には色々あったらしい。
地謡が終了して立ち上がるときアキレス腱が切れて、体を引きずってもらって
退場ということも有ったらしい。
一時間半から二時間も板の間に座っているのだから、
素人なので思わぬハプニングも有るようである。

無事終了して、お昼ご飯は名物の「アナゴ飯」を食べて解散。

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