グッと地球便!578 屋久島で画家として奮闘する娘へ、兵庫県明石市に住む母の想いを届ける。

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2020年10月11日放送 創作活動を数日に渡り、密着取材していただいた時のものです。

2023年5月に屋久島・安房にShikakuMaruArt Galleryをオープンしました。
こちらのギャラリーで屋久島の砂鉄や赤土などで描いた作品をご覧いただけます。
ShikakuMaru Gallery ----  / shikakumaru_art  
Google map ----https://g.co/kgs/9GfEaQj
shokomukai HP ----https://shokomumu.com/

私はいわゆる機能不全家族で育ち随分長い間生きづらさを感じていましたが、年を重ねるごとに母と仲良くなっています。この番組のおかげもあり大感謝しています(今は亡き父のことも長い間許せなかったですが現在は父が辛かったことも理解できます)

グッと!地球便 HP  https://www.ytv.co.jp/chikyubin/
紹介文より引用-----------
今回の配達先は、鹿児島県。屋久島で画家として奮闘する向井晶子さんへ、
兵庫県明石市に住む母・ヒロミさんの想いを届ける。
 鹿児島本土から南へおよそ65キロ、世界自然遺産に登録される屋久島は、
映画「もののけ姫」の舞台にもなった白谷雲水峡など、
幻想的な世界と大自然にあふれる島。

2020年に入籍したポルトガル人の夫と新婚生活をおくる晶子さん。
彼女が描く絵のテーマは、大自然が作り出す“生命の源”。
そして最大の特徴が作品に使う画材で、絵の具ではなく、
島の自然の素材を使って絵を描くという異色のアーティストだ。
色の美しさに惹かれたという赤土を水に溶き、
数千年もの歴史を刻んだ島の自然美や
大地の生命を描写した大きな作品を制作している。
またある時は、地元の人しか知らない海岸へ赴き、
島特有の砂鉄を採取。木製のボードに砂鉄を貼り付けるという方法で
オリジナルのアートを生み出す。
赤土や砂鉄以外にも油絵や水彩画など様々な表現と技法を用いて、
屋久島の生命を作品へと昇華させてきた。

 厳しかった母親に対するコンプレックスも屋久島に渡った理由のひとつだったといい、
実家の明石に戻ることは選択肢にはなかった。
母親からはほめられた記憶もなく、弱音が吐けない環境が
「正直しんどかった」と明かす。
島に来てすぐ、晶子さんはメールで「お母さん、私のこと産んでよかった?」と
尋ねたことがあった。
だが母からは返事がなく、もう一度聞き返すことはなかったという。
そんな娘の話を聞いて、「こういう風に思っていたのかと…軽く受け止めていたのだと思う」と母・ヒロミさん。
晶子さんの絵については、「以前は上手とも思っていなかった」と手厳しいが、「今は個展を開くごとに素晴らしい絵になっている」と認める。

 個展を度々開くようになってからは徐々に作品も売れるようになってきた。
それでもまだまだ余裕はなく、貯金を切り崩しながらやりくりしているというが、
「“売れそうだから描く”は嫌。描きたいものを自分にウソをつかずに描いていけば、
必ずどこかからサポートが入る。それは『もっと自然のメッセージを広げてね』と言ってくれているのだと思う」と語り、
自然の声を受け止めながら自分の表現を追求する晶子さん。
母が暮らす明石には戻らず、たどり着いた屋久島の地で新しい人生を見つけた娘へ、
初めて届けられた母の想いとは。

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