祇園祭　長刀鉾「お稚児さん」と補佐する「禿」が決定　選ばれた３人の父親は全員料理人で兄弟弟子！（2024年6月6日）

京都・祇園祭の山鉾巡行、今年の「お稚児さん」が決まりました。

　今年の長刀鉾のお稚児さんに選ばれたのは、京都市立洛央小学校６年の西川雅基さん（１１）です。

　また、お稚児さんを補佐する禿には朱雀第七小学校２年の小川門土さん（７）と洛央小学校３年の西淵一登さん（８）が選ばれました。

　お稚児さんは厄払いを行う“神の使い”とされ、祭りのハイライト、山鉾巡行の先頭を行く長刀鉾に乗り注連縄を切って巡行をスタートさせます。

　実は今年選ばれた３人にはあるつながりが。

　（お稚児さん　西川雅基さん）「さゝ木一門会のメンバーの息子たち」

　お父さんが全員料理人で、ともにミシュラン３つ星の名店「祇園さゝ木」で修業し独立した兄弟弟子ということです。

　（お稚児さんの父　西川正芳さん）「今回一致団結できるようなそういうチームかなと思っております」

　一方、去年初めて導入され１席４０万円という価格が話題となった「プレミアム観覧席」が今年も販売することが決まりました。今年は１席１５万円と２０万円。去年の半額以下と価格を抑えています。

　京都市観光協会によりますと、今年は去年より席を２０席ほど減らして写真撮影や観覧をしやすくし、祭りをより楽しめるような席にするということです。

　プレミアム観覧席は６月１１日からインターネットやコンビニで販売されます。

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