社会学基礎講義18 構造主義―我々の社会は当たり前ではない

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虹はなぜ7色に「見える」のか?
精神疾患の患者は近代以前、どのように扱われていたのか?
我々は「未開人」よりも優れていると言えるのだろうか?

これらは一見、全く無関係な問いかけに見えますが、構造主義において一つの流れとしてとらえることができます。いずれも我々自身の「思い込み」に関係しているからです。
構造主義は、我々の思考が無意識のうちにいかに多くのものに縛られているかを教えてくれます。
頭のネジを一度外してみたい人にはオススメの思想潮流だといえます。

※コメントで指摘があったとおり、虹の見え方については、部族や地域単位で異なっており、必ずしも国単位で統一的に「何色」という風に決まっているわけではありません。
コメントによると、たとえば台湾で虹が3色だと答えるのは人口の0.2%程度だそうです。
別の動画でも話したとおり、国という単位もまた、想像の産物だということを意識しておきましょう!

扱う書籍:『寝ながら学ぶ構造主義』(内田樹)
     『野生の思考』(レヴィ=ストロース)
     『狂気の歴史』(ミシェル・フーコー)
     『「もしもあの時」の社会学』(赤上裕幸)

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