タブレットのカメラ機能を活用した学習や生活場面に用いる教材

教材開発論　発表番号202409
知的障害特別支援学校の児童・生徒向けに、タブレットのカメラ機能を活用した学習や生活場面で使用する教材のアイデアです。

対象児童・生徒の実態イメージ：
教師の指示をある程度理解し、行動する児童生徒。
ひらがなを読んだり書いたりすることができるが、時間がかかる。
ICT機器に対する興味を持っている。

教材開発の経緯：
ICTを活用することで、教科指導の効果を高め、情報活用能力を育成。
学習や生活上の困難さを改善・克服するためのICTの活用。

学習指導要領の位置づけ：
知的障害の状態や学習状況に応じて、教材や補助用具を工夫し、コンピュータや情報通信ネットワークを有効に活用。

指導目標及び評価基準：
タブレットの基本操作やカメラ機能の使用を学ぶこと。

教材について：
教室案内教材：QRコードを読み込むと教室の説明が流れる。
音楽選択教材：QRコードを読み込むと音楽や映像が再生される。

教材の使い方：
タブレットのカメラアプリを起動し、QRコードを読み込んで選択する。

まとめ：
タブレット活用の幅を広げ、情報アクセスを容易にする。
QRコードの区別がつきにくい場合は色分けや文字、イラストを使用することを提案。

※私たちのチャンネルで紹介している教材は、シーズ(試作)段階のものから実用段階のものまで様々にあります。
関わっておられる方のご様子に応じてカスタマイズしていただくことを想定しています。

特別支援教育や障害福祉に関わる人の充実したお仕事を応援しています。