【全区間車内自動放送・伊勢原臨停】特急[メトロはこね]91号 箱根湯本行き

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皆さんどうも。
ロマンスカーってその名の通りすごく落ち着いた印象を持ちますよね。リクライニングがかなり浅かったり、椅子が比較的硬かったりはしますが、味はありますよね。うまく言えませんが。
でも椅子やリクライニングはEXEαから結構改善されたように思います。ちなみに一番EXEαが好きですね。
GSEも好きですが、ロマンスカーはもう少し暗くていいと思うんですよね。それが味で。
おっと話題が逸れ過ぎましたでしょうか。本題です。
今回は唯一の地下鉄を走る特急電車でおなじみのMSEから、メトロはこね91号の車内放送をご紹介します。
MSEこと60000形はまさに日本初の地下直全車指定特急列車を目的として製造され、2008年より運用されている車両です。
MSEは[Multi Super Express]の略であり、決して[Metro Super Express]ではございません。
車両の快適性こそはあまり良いとは言い難いような感じではありますが、逆に言えば必要十分くらいに揃っているといったところです。
さすがのロマンスカーということもあるのか、登場時に様々な賞を受賞している、なかなかな車両です。
ロマンスカーといえば展望車になりますが、この車両は「魅せる運転室」ということで、2階ではなく1階に運転席があります。おそらくメトロ直通であることも考慮されているのでしょう。
ちなみに現在運用中のロマンスカーでEXE以外はすべて2階に運転席があります。
メトロ直通を目的に製造された電車ではありますが、それ以外にも特急ふじさんなどを始めとした地上運用にも入っています。
逆に新CS-ATCを搭載していない他のロマンスカーはメトロ線内に入線することはできません。
ちなみにATS-PTもMSEのみに搭載されているため、御殿場線に直通する特急ふじさんもMSEが固定で運用に入っています。
放送は小田急ではおなじみの西村氏の放送であり、英語放送もおなじみクリステル氏です。
乗車専用のメトロ線内では発車(詳細の場合)と到着時にその旨が案内され、メトロ線内の到着駅では乗換案内等の案内は一切行われません。
小田急線内で流れる「〇〇からご乗車の〜」もメトロ線内では流れません。
小田急線内は大体通常の放送ではありますが、相模大野の分割時には簡易的な停車中放送が流れるようになっています。
当列車は相模大野までメトロえのしま91号を併結しているため、その旨の放送が流れるほか、少々特殊な案内になっています。
そして毎年11月になると大山の紅葉散策への促進として、この91号のみ伊勢原に臨時停車をしています。
ロマンスカーはかなり柔軟に自動放送が流れます。
毎年大晦日には参宮橋に臨時停車するロマンスカーが走行していますが、通常各駅停車しか停車しない、参宮橋の案内もしっかりと流れるほどの柔軟さです。
なのでまぁ流れはするだろうと思い乗車しましたが、案の定対応していました。
ただ臨時停車である旨は一切案内しません。まるで通常の停車駅かのように案内されます。
車内メロディーも搭載されておりますが、何種類も有るEXEとは異なり、MSEはこの1種類しかチャイムがありません。
なぜだかは分かりませんが、西武のレッドアローと同じようなメロディーになっています。
ちなみにEXEにはこれの他に、オルゴールチャイム、3点チャイム、そしてなぜかJRの車内チャイムがあります。
VSEやGSEは「ロマンスをもう一度」が流れ、GSEはBGMとして「HAKONECTION」も流れるようになっています。以前は「ムーンライトセレナーデ」が流れていました。
味の有るロマンスカーの放送、よければお茶でも飲みながら、箱根の景色を想像して、伊勢原臨時停車とともにお楽しみください。

(追記→実は上記までのこの概要欄の殆どは、書いたのが半年以上前なんですけど、よくこんな書くこと思いつくなーって当時の自分に感心してます…苦笑)

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