甲子園アーティストと地方局アナの即興で名曲が生まれた瞬間

あいつらとずっと笑ってたー

結成10周年を迎える“ナニワの三銃士”ことベリーグッドマン。11月18日には甲子園での単独ライブを控えている。47都道府県ツアー中のなんと福岡でのライブ直前に1988の部屋にやってきてくれた。否、半ば強引に呼び出させてもらった。それには深いワケがあったのだ。

出会いは10年ほど前にKBCテレビ「ドォーモ」の大食いロケにて出会った。お互い20代中盤の同世代。グルーヴもするが牽制もする。互いにアグレッシヴなファイトスタイルだからこそ、心からは相容れない空気感もあった。とにかく喋るボケるツッコむ。アーティスト離れしたロケさばきは当時から健在であった。2016年末に福岡国際センターにて開催された「ドォーモ冬の音楽祭」では約5000人を相手に漫才まで披露してくれたのだ。

詰まるところ憧れている。し、めっちゃ好きだ。ただ、どうしても譲れないものがあった。それは彼らが作った曲「1988」である。そのまんまだ。我々のコンセプトとそのまんま被っている。先にやられてしまったのだ。我々だってテーマ曲を作りたい。でもこの世界に「1988」はひとつでいい。もうこれは…撤回してもらう他に手段がなかった。最悪彼らの息の根を止めてしまうかもしれない。そのくらいの覚悟だった。

バチバチの緊張感の中収録は始まり、動画では和やかに見えるものの、テーブルの下ではカメラに映らないような角度で蹴り合っていた。これは収録中断、ともすればベリグの福岡公演も飛んでしまうかもしれない…そんな不安がよぎった。そして、いよいよ本題へ。「撤回してもらえないか」この言葉に、ベリーグッドマンも譲らない。それはそうだ。名曲だからだ。でも名曲だからこそ退けなければならないのだ。

そんな押し問答が続く中、おもむろにRoverがギターを取り出した。ここから奇跡が起こったのだ。甲子園アーティストと地方局アナウンサーが、まさか即興にて、こんな名曲を生み出すことになるとは…！鳥肌の準備だけお願いします。

あ…後編ではベリグの生い立ちとか展望とかしっかり聞いているのでそちらをぜひ！とにかく！11/18(土)は阪神甲子園球場に集合だ！最新作であるベストアルバム「GOOD GOOD GOOD」で予習もしっかり頼んだぞ！

【ベリーグッドマンHP】
https://berrygoodman.com/
【ベリーグッドマンYoutube】
   / @berrygoodman88  
【ベリーグッドマンX】
https://twitter.com/berrygoodman88?t=...

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