[青天を衝け] 30 渋沢栄一の父 版籍奉還から廃藩置県 御親兵 大久保利通 西郷隆盛 vs. 木戸孝允 大隈重信 井上馨 山縣有朋 渋沢市郎右衛門の死 大内くに NHK大河ドラマ

#青天を衝け #渋沢栄一 #廃藩置県 大村益次郎が暗殺。版籍奉還、和歌山藩のモデルケースで学び、薩長土が御親兵の武力を背景とした廃藩置県の断行へ。その間、広沢真臣の暗殺。栄一は、新貨条例など数多くの新しい取り組みに貢献。大阪造幣局へ出張した際、三野村利左衛門の宴席で大内くにと運命的な出会いもありつつ、進路に悩む。慰留された栄一は、大久保利通大蔵卿と陸海軍の予算をめぐり対立。大蔵省改正掛が廃止となり、再び、辞職を決意したものの、井上馨大蔵大輔に慰留され、再び、大阪造幣局へ出張を命じられました。岩倉具視、木戸孝允、大久保利通らの岩倉使節団が横浜を出港。父・渋沢市郎右衛門が危篤。人力車で駆け付けた栄一は父の死に目に会えたのでした。なお、人力車への課税も、栄一の仕事です。第31回は、渋沢千代 vs. 大内くに。修羅場です。

NHK大河ドラマ 『青天を衝け』あらすじ

第30回　渋沢栄一の父
2021年10月10日放送
大阪の造幣局に出張した栄一（吉沢 亮）は、五代友厚（ディーン・フジオカ）と出会う。渋沢栄一は、これまでの恨み言をぶつけるが、カンパニーを立ち上げて日本の商業を魂から作り変えたいという五代の話に共感する。一方、新政府の首脳会議では、突然、西郷隆盛（博多華丸）が“まだ戦がたらん”と声を上げる。井上馨（福士誠治）は、“廃藩置県を断行せよ”との意思表示と理解し、渋沢栄一たちに極秘の任務を託す。残された時間はわずか4日…。そして、冬のある日、帰宅した栄一のもとに、父・渋沢市郎右衛門（小林 薫）の危篤の知らせが届く…。

第30回「埼玉県深谷市」
2021年10月10日
埼玉県深谷市。華蔵寺（けぞうじ）は渋沢家の菩提寺です。華蔵寺の当時の住職が、渋沢栄一の父・渋沢市郎右衛門を弔ったといいます。東の家（ひがしんち）の三男に生まれ、中の家（なかんち）の婿養子に入った渋沢市郎右衛門。藍玉の製造・販売や養蚕を行い、旧渋沢邸「中の家」（渋沢栄一生誕地）を繁栄に導きました。『晩香遺薫（ばんこういくん）（晩香＝市郎右衛門の雅号）』は、渋沢市郎右衛門が書き残した書を後年、栄一がまとめた本です。学問を好み教育に熱心だった渋沢市郎右衛門は、子供たち一人一人に習字の手本を書き与えていました。そこには男女の隔たりなく教育を行った渋沢市郎右衛門の先見性をうかがうことができます。実直に生き、中の家を守り続けた渋沢市郎右衛門は、血洗島から渋沢栄一の活躍を見守り続けました。

華蔵寺
JR「深谷」からバス「中の家」下車 徒歩20分
※バスの運行は、2021年2月16日から2022年1月10日までです。

第31回　栄一、最後の変身
2021年10月17日放送
渋沢栄一（吉沢 亮）たちは、日本で初めてとなる銀行づくりに乗り出した。さっそく、豪商の小野組、三井組に協力を依頼するも難航。民間の合同によって銀行をつくりたい栄一と、独自に銀行をつくりたい三井は対立し、三野村利左衛門（イッセー尾形）と熾烈（しれつ）な駆け引きを繰り広げる。そのころ、富岡製糸場の操業を始めたい尾高惇忠（田辺誠一）は、工女が集まらないことに悩んでいた。西洋式への誤解から、「生き血を取られる」とうわさが立っていたのだ。誤解を解かねばならない。尾高惇忠は、娘の尾高ゆう（畑 芽育）に伝習工女になってほしいと頼み込む。