【森保監督】サッカー日本代表に学ぶ、世界で勝つための戦略・組織づくり

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G1ベンチャー2023 第2部全体会T「世界で勝つための戦略と組織~ジャイアントキリングの裏側で何が起きていたのか~」(2023年6月11日/グロービス経営大学院 東京校)森保一×小泉文明

2022年サッカーワールドカップでの日本代表のジャイアントキリングは、多くの日本人に勇気と感動を与えた。あれらの勝利の裏側では一体何が起こっていたのか。どのようにすればチームを動かし、団結させ、目標達成に導くことができるのか。最高のパフォーマンスを発揮するために必要な戦略、組織、メンタルについて考える。(肩書きは2023年6月11日登壇当時のもの)
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「パワーと影響力」
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●森保 一(公益財団法人日本サッカー協会 サッカー指導者)
プロフィール:
選手時代はマツダSC(現、サンフレッチェ広島)、広島、京都パープルサンガ(現、京都サンガF.C.)、ベガルタ仙台でプレー。1992年に日本代表に選出され、FIFAワールドカップアメリカ’94アジア地区最終予選など35試合に出場した。2004年に選手生活を引退し、指導者に転向。広島の強化部育成コーチを皮切りに、日本サッカー協会ナショナルコーチングスタッフ、広島コーチ、アルビレックス新潟ヘッドコーチを歴任。12年から指揮を執った広島では、J1で3度の優勝を経験。17年10月に東京オリンピックを目指すU-20日本代表監督に就任し、21年に行われた本大会ではチームをベスト4に導いた。18年4月にSAMURAI BLUE(日本代表)のコーチとなり、7月には同監督に就任し、FIFAワールドカップカタール2022ではベスト16に進出。大会後に新契約を締結した。ワールドカップを挟んで2期連続で日本代表を指揮する初の監督となる。

●小泉 文明(株式会社メルカリ 取締役会長)
プロフィール:
早稲田大学商学部卒業後、大和証券SMBCにてミクシィやDeNAなどのネット企業のIPOを担当。2006年よりミクシィにジョインし、取締役執行役員CFOとしてコーポレート部門全体を統轄する。
2012年に退任後はいくつかのスタートアップを支援し、2013年12月株式会社メルカリに参画。
2014年3月取締役就任、2017年4月取締役社長兼COO就任、2019年9月取締役会長就任。2019年8月より株式会社鹿島アントラーズ・エフ・シー代表取締役社長を兼任。

00:00 オープニング
00:30 森保氏のあいさつ
02:09 日本代表監督の要請が来た時の心境・どういう思いで引き受けたのか
-まずは最初の平井氏の話を聞いて(参考動画    • 【ソニー再生・変革の立役者、平井一夫氏】変革のリーダーが語る「事業構造改革...  )。ビジネスの部分は我々スポーツの部分と共通しているところがある。何かの目標に向かって、覚悟を伴ってやらなければいけないこと。責任のある立場になった時にどういうモチベーションでいないといけないのか。経営者と違って、社員を扱っているわけではない。
-自分が日本人であって、自分自身も代表選手としてプレーした中で、「日本の代表として、世界と戦ってみたい」と思い、引き受けた。
05:39 ワールドカップの抽選で、ドイツ・スペインという格上と同じ組になった時の感想、どこから手を付けようと思ったのか
-同じグループになったとき、ラッキーだなと思った。選手たちはすでにドイツやスペインなどのヨーロッパのリーグで活躍しているので、彼らにとっては日常のリーグで対戦してる相手。選手たちは、ドイツ・スペインの選手のすごさを認めながらも、自分たちがやっていけることを選手たちは常日頃から話していたので、勝つチャンスはあると思っていたし、負けても良いと思っていた。
-2050年までに日本サッカー協会は、ワールドカップで優勝するという目標を掲げている。それに向けて現在地ややるべきことが何かを知ることが大事。現実、今はベスト16の壁があるので、その先に行くために何をすべきかというヒントを、ワールドカップ優勝国でもあるドイツ・スペインとの試合で知ることが出来ると思っていた。世界で勝っていくためには、グローバル スタンダードの力を使いながら日本の良さを上乗せすることが大事だと思った。
11:02 日本の良い所や「ここはやれる」と思ったところは
-技術力、ボールが繋がる能力、俊敏性、勤勉性。ただ日本の良さを出すというメンタリティで行って、簡単に踏みつぶされてきたのがこれまでの日本サッカーの歴史。日本人の繋がる能力と合わせる能力は、短期間でも上回れると思っていたので、カタールワールドカップは、シーズンの間に行われていて準備期間が短かったのでチャンスだと思った。相手はピッチ上でもベンツでも繋がってないので勝てると思ったと選手も言っていた。
14:28 選手のメンタリティをアグレッシブにするための工夫
-日本代表の選手たちはすでに上手くなりたい、勝ちたい、成功したいという向上心と、突き抜けたいという気持ちが本当に強いので、実はもうモチベーションを上げる必要はない。監督としてやるのは、ベース1でどういうコンセプト・考えでやるのか、ベース2で戦術的な原理原則を選手に伝えて、ベース3は対戦相手とのかみ合わせで自分たちが何を出来るのかを選手に伝える。試合中にはこれらに合わせて、試合状況に合わせてプランを伝えて変化できるよう、オートマチックに選手が繋がれるような準備をしている。
17:53 選手を選考する中で、大事にしていること
-その時のベストなメンバーを選ぶということを考えている。平等に選手を見ることは出来ないので、国内ではJ1のみ、海外はリストに入ってる選手だけを見るようにしている。選手を見るのはグループ分けをして、J1の試合、ヨーロッパの試合を全試合見た上で決めている。権田選手はJ2なので現在は選ばれていない。
21:09 コーチ陣との役割分担、関係性の作り方
-チームのコンセプトを共有した上で、その中で攻撃担当、守備担当、ゴールキーパー 担当、フィジカル担当、セットプレー担当と役割を分けて、責任を持ってもらう方法。チームスタッフには、自分の責任立場から チームを勝たせられることを提案してきてほしいということを伝えている。コーチ陣には、ほぼ丸投げ状態でやっている。
23:40 監督の重要性が高まる中、次のワールドカップに向けて積み上げなければならないポイント
-前回戦ったクロアチアが3位で終わったということで、まだまだ培わなければいけないことはあるが、選手たちにはやってやれないことはない、と思わせてもらった。次のワールドカップでは優勝を目指して戦うということは、チームで既に共有している。日本人の我慢強く粘り強く目標に向かって戦い抜くこと、あわせて武器を持っている選手たちがいる。100mリレーやパシュートなど他競技からも学べる。
29:00 質疑応答①「SNSやメディアなどの批判への対応」
-気にならないことはないが気にしない。SNSでの批判、手のひら返し、すべてウェルカム。見られていることがありがたいし、その輪が大きくなっているのも嬉しい。自由に語れるコンテンツがサッカーです、と思ってもらえれば嬉しい。サッカーがより日常に根差していくことが大事。サッカーを見る時間をストレス発散にしてもらいたい。批判の中にもヒントはある。
33:14 質疑応答②「森保氏が考える、日本人の国民的人種的な弱さ」
-良くも悪くも、相手を尊重・リスペクトしすぎるところ。同じ目線を持って、世界と戦っていくことが大切。日本人には全く何の条件もなく、外国人のすべて与えるように、日本人は自分たちで差をつけてしまっている。
37:03 質疑応答③「人を成長させるための鼓舞の仕方」「優れた選手から優れた監督になったの過程は、延長線上だったのか?」
-叱ることはしない。本人が出来ることなのかを見ることと、チームとしての役割が出来ているかははっきりと言わなければいけないと思っている。成果と課題のフィードバックをはっきりと伝える。
-サッカーをやっていく上で、選手と指導者が延長線上だと思っていなかったことがラッキーだった。自身は、プライドを持って、プライドを捨てられることを意識している。

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