道長の死の直後の東国の戦で頼通が大失敗を犯す？ 平忠常の乱の真相【光る君へ】

道長生前から、国司の圧政が原因で不穏な状況が続いていましたが、道長の死で都が混乱する隙を突いて、平忠常は国司を襲撃して殺害してしまいます。
頼通は追討使の選定にて、陣定での決定を覆して、自身の家人の平直方を強引に追討使に任命しますが、この人選が大失敗で、乱は長期化の一途を辿りました。
代わりに任命されたのが、源頼朝の祖先 源頼信でしたが、この時の活躍が源氏の繁栄に繋がったわけではなく、恩賞で冷遇された息子の源頼義が、敦明親王を通じて平直方と結びついたことで東国で繁栄するきっかけを掴みます。
今回は、都の有力者たちの都合によって左右されていた平忠常の乱の実態、乱を通じて不遇な者同士が結びついた結果、源頼朝に至る源氏の繁栄に奇跡的に繋がっていく過程について紹介します！
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参考文献
元木泰雄『源頼義 人物叢書』
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鈴木哲雄『平将門と東国武士団 (動乱の東国史 1)』
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高橋昌明『増補改訂　清盛以前 (平凡社ライブラリー)』
https://amzn.to/4cYeR6u
下向井龍彦『武士の成長と院政 日本の歴史07』
https://amzn.to/3PmF0Tr
元木泰雄『河内源氏　頼朝を生んだ武士本流』
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【画像引用】
大河ドラマ光る君へ公式サイト
https://www.nhk.jp/p/hikarukimie/ts/1...

【目次】
1:31 平忠常の乱の始まり
7:48 平忠常の乱の展開
14:04 平忠常の乱の終結

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