ジブリパークのある長久手市にはホテルがない!? 観光協会「来園後にそのまま帰る…経済効果が薄い」

Описание к видео ジブリパークのある長久手市にはホテルがない!? 観光協会「来園後にそのまま帰る…経済効果が薄い」

愛知県が約340億円もの整備費を投じた一大プロジェクト「ジブリパーク」。

ちょうど1年前に3つのエリアが開園しましたが、来年3月には5つ目の「魔女の谷」がオープン予定で、県は年間に約180万人の来園者と480億円の経済波及効果を見込んでいます。

では、ここまでの経済効果は?(JTB名古屋事業部 小島健治部長)
「3エリアセット券と宿泊がついた商品については、ほぼ平日も含めて完売」

JTBはパークのチケットと名古屋市内のホテルをセットにした商品を販売。

首都圏からの客を中心に、売上げは予想以上に好調だといいます。

(JTB名古屋事業部 小島健治部長)
「来園者は、いわゆる名古屋城であったり、定番の周辺観光地を訪れている。今後も愛知県が活性化していくと期待している」

さらに。

(JTB名古屋事業部 小島健治部長)
「インバウンドの、お客様にもジブリパークは人気」実際、きょう(11月1日)もパークには外国人客の姿が。

(外国人客)
「モニュメントが、とても美しい」
「滑り台は映画の世界観を再現している」
「とても良いわ。(ジブリが大好きなので)自分の誕生日プレゼントとして来たわ」

ことし3月からは外国人観光客向けのチケット販売が始まり、海外からの来園者が増えています。その一方で、地元・長久手市は?

(長久手市観光交流協会 加藤正純事務局長)
「来園後に、そのまま帰る人がほとんど。長久手市内に、たくさんの方が来ているかというと、実感は非常に薄いというのが本音です」

多くの来園者がパークで遊んだ後には、名古屋市などに移動。

長久手市への経済効果は薄かったといいます、そこで…。パークから車で10分の「長久手温泉ござらっせ」。

ここではパークのチケットを持つ客に対し、この1年に施設利用料を割り引く「ジブリ割」を実施してきました。

しかし、ジブリ割を使った人は、ことし10月までで2000人あまり。

利用客の0.6%にとどまっています。その一因には、こんなことも…。

(長久手市観光交流協会 加藤正純事務局長)
「長久手にホテルを作るという考えは、これまでありませんでした。住宅地を形成するということで、まちづくりを進めておりましたので」

実は、市内に観光客向けのホテルや旅館は1つもないのです。

長期滞在ができないため、飲食店や土産店などに落ちるお金も少なく「ジブリ」の旨味は薄いのです、そんな中。(報告:横山朋未記者)
「こちら長久手市内唯一の民泊です。玄関ではトトロのぬいぐるみがお出迎えしてくれるんです」

2022年12月、パークから車で5分ほどのところに市内初の「民泊」がオープン。

今回、テレビ初潜入です!!(民泊「オリーブとぶどう」 山下孝司オーナー)
「滞在してもらわないと、その土地の良さをなかなか伝えられない。その第1号として、きっかけになればと思って民泊を始めた」

1組1棟貸しで最大11人まで、ペットの宿泊も可能です。

4部屋ある寝室は「湯婆婆(ゆばーば)の寝室」や「キキの寝室」などジブリ作品をコンセプトにしていて、そのほか卓球や庭でバーベキューも楽しめます。

(民泊「オリーブとぶどう」 山下孝司オーナー)
「おかげさまで10月・11月・12月・1月まで予約が埋まっている状況」

絶好調な民泊「オリーブとぶどう」。

山下さんは来年の春には、もう1つ民泊をオープンさせたいと話します。今回、関東地方から来てパークを楽しみ2泊したという家族は。

(宿泊客)
「近くに天然温泉もあって、お風呂も楽しませていただいたり。ジブリパークにも、すぐに行けたので良かった」
「部屋の中もジブリ仕様になっていて、おもしろかった」オープン以来、客は世界中から…。

(民泊「オリーブとぶどう」 山下孝司オーナー)
「(日本と海外からの宿泊客の割合は)半々くらい」

しかし、外国人たちから悲痛な声が聞こえてくるそうで…。

(民泊「オリーブとぶどう」 山下孝司オーナー)
「(タクシーの)乗車拒否にあったと外国人客の何人かから聞いた。(市内の)外国人対応が正直全然できていない。商売サービス業の人が率先して受けいれる姿勢を持たないとだめ」

山下さんは長久手市や周辺の街をあげて「おもてなし」の土壌づくりが急務だと訴えます。

せっかくの「ジブリ効果」を、どう地元に取り込むことができるのか?

模索は続きそうです。

詳細は NEWS DIG でも!↓
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/cb...

Комментарии

Информация по комментариям в разработке