【弥助の真相】そもそも「史料」ってどういうものですか?/さんぽ史料学📚前編

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『アサシン クリード シャドウズ』の2人の主人公のうちの一人、弥助について書かれた史料を『信長記』研究の第一人者、東大史料編纂所の金子拓さんと全2回で読んでいきます。#前編

[前編]であるこの動画では、そもそもの前提として金子さんの所属している「史料編纂所」という組織の役割や、歴史学者が「史料」というものをどう扱っているのか、といった話を伺ってみました。

歴史好き界隈にとっては基礎的な話が多いのかもしれませんが、私のような日本史エアプ勢には知らないことだらけで大変勉強になりました...。実際に弥助関連の史料を読み進めていく後編もお楽しみに!(いいだ)

▼後編
   • 【信長公記ほか】弥助に関する史料をちゃんと読んでみよう/さんぽ史料学📚後編  

★この動画は行きがかり上「Ubisoft Japan提供」の#PR という形でのお届けになります。全っっ然ゲームの話してないけど、OKしてくれてありがとう〜🙏


▼金子さんの著書『織田信長という歴史ーー『信長記』の彼方へ』(勉誠出版)
14:54
『信長記』という史料はどのように書かれ、写され、語られてきたか。先行研究を踏まえて、数多存在する写本の成立過程・伝来の経緯をつまびらかにし、「歴史に対する人々の向き合い方」を読み解いていく。

ーーそういう内容のガッツリした“学術書”ではあるんですが、思いのほかやわらかいというか、歴史の素人でも全然楽しく読める本でした。

金子さんが推理小説好きだからなのか、いろんな史料で証拠を集めながら仮説を立てて推理をしていくプロセスにはかなり探偵っぽい雰囲気を感じます。スリリングな筆致で☆5!

《ちなみに》
Amazonのレビューにひとつ「もっと、織田信長の生き方を、書いて欲しかった。残念です。」という感想がありました。これを読んで私は「たしかにたしかに、本のタイトル的には信長について詳しく書かれた本をイメージしますよね…!」とちょっと思ったりしました。

実際の本の内容としては、どちらかというと信長ではなく『信長記』、そして『信長記』の著者である太田牛一こそが主役感のある一冊です。

まぁ...「残念です」とレビューを書いている人も何気にレビューの☆はMAXの5を付けていたので結局楽しく読まれたのかなと勝手に想像しますが笑、とはいえ一応、みなさまにおかれましてはポチる前にその点はご留意いただけるとよいかも?と思いました。

《さらにちなみに》
今だともう古本でしか買えないのですが、金子さんの書かれた『記憶の歴史学: 史料に見る戦国』(講談社)という本もバチクソに面白かったです!

・一般向けに書かれているので『織田信長という歴史』よりもっと読みやすい(こちらに比べると『織田信長という歴史』は読みやすくはない)

・この動画で聞いているような史料学の基本も序盤で丁寧に解説されてた(動画の収録後に読んだ。収録前には読まなくて逆に良かったかも)

・永井荷風の日記の矛盾とか、「記憶に残る選手vs記録に残る選手(長嶋茂雄vs王貞治)」とか、近現代の話も例に出してくれるので大変親しみやすかった

これは本当にいい本です。講談社学術文庫で再刊希望〜(講談社さま〜)



<目次>
00:00 OP
02:22 史料編纂所って何?
10:00 新史料が発見されたらどうするの?
13:12 弥助関連の有力な史料とは?
15:03 史料的価値の高い/低いとは?
20:49 金子さんのゲーム歴/歴史学者の喜び



【出演者】
金子拓(東京大学史料編纂所)

いいだ(よそ見)
  / uraiida  

マスダ(ゲーマー)
  / game_masuda  


【制作】
edit/design:Iida
art direction:KANAISASAKI
op motion design:Oka Hiromu
op/ed music:Hercelot

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<ところでゲームさんぽって...?>
いろんな人と一緒にゲームをやって、視点の違い、もっと言えば世界の見え方の違いっぷりを楽しむ動画シリーズです。

よければ発案者である「なむ」さんのサイトにもお参りして、企画の歴史を辿ってみてね!
https://www.saynum.com/

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