古い町並  岐阜市黒野  岐阜県

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岐阜市黒野は岐阜市中心部より北西に約5kmの所に位置し、西は板屋川、東を伊自良川がそれぞれ南流している。
江戸期は黒野村内に黒野町が成立していた。黒野町は文禄4年(1595)加藤貞泰が4万石で当地に封じられた折、築城と城下町も造り、その形成された城下町を母胎とし、慶長15年(1615)伯耆米子藩に転封後は、本願寺黒野別院を中心とした在郷町となった。黒野藩は16年間で廃藩になった訳である。
慶長14年(1609)の黒野村検地帳によると、黒野町は町屋敷6町3反余りの中に上町・中町・下町・新町・職人町・紺屋町・片町がある。また、武家屋敷8町6反余りは200筆ほどに分かれ、家臣180人程の名がみえる。
寛永9年(1632)の屋敷高帳では、東町・中町・西町・片町・横町・職人町があげれれ、高89石余、反別7町4反余となっている。寛文9年(1669)加納藩の検地を受け、高81石余、反別6町3反となった。
享保14年(1729)の家数111・人数408、馬6。天明8年(1788)の東黒野町明細帳では、田26石余・1町7反余、畑36石余・3町余。家数70・人数736、馬3。東西4町・南北1町半、町筋には商家があり、文政11年(1828)に商市が始まった。
今、黒野町だった辺りを歩くと、在郷町だった頃の名残が残る。当時の建物かは判らないが、伝統を受け継いだ古い様式で建てられた家屋が連なる所も見られる。ただ、どの建物も民家の住宅になり、静かな住宅地となっていた。

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