合唱｜福島県立葵高等学校合唱部が沖縄に届けるSYURI NO UTA（首里の歌）

福島県立葵高等学校合唱部が沖縄に届けるSYURI NO UTA

伝統学校行事である「校内合唱コンクール」が、新型コロナ感染予防の観点から2年連続で中止となり、その中でも子どもたちに音楽ホールに足を運んで音楽的行事を体験させたいという全職員の思いから、代行行事として鑑賞中心の「音楽祭」を2021年7月14日に実施しました。
その中で、ヴァイオリニスト竜馬氏が自ら作曲した「SYURI NO UTA」が演奏され、作曲の経緯や想いを聞く機会がありました。
音楽祭での演奏がきっかけで、その後竜馬氏と合唱部や器楽部と交流がはじまり、ゲストティーチャーとして音楽の授業も行ってもらいました。
そのような関わりの中で、生徒たちから「会津には鶴ヶ城というシンボルがあるが、地域の大切なものを焼失してしまった沖縄の人たちの気持ちに寄り添い、私たちにも何か力になれることはないか」という想いが生まれたことから、葵高校合唱部と竜馬氏の共同企画が立ち上がりました。
「SYURI NO UTA」に私たちの合唱をのせて、その音源を沖縄県に寄付するという企画です。2022年8月15日の「合唱部定期演奏会」には竜馬氏が特別出演し「SYURI NO UTA」を一緒に演奏しました。コロナ禍でもこのような体験ができたことに感謝しています。

■作曲／ヴァイオリニスト竜馬
■作詞／A-RA（5th Elements）
■ヴァイオリン／竜馬
■合唱／福島県立葵高等学校合唱部
■合唱部顧問／長谷川桜先生

首里城復興支援「SYURI NO UTA」プロジェクト