高山陣屋

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高山陣屋は、江戸幕府が飛騨国を直轄領として管理するために設置した代官所・飛騨郡代役所(陣屋)です。現在の岐阜県高山市八軒町に置かれていました。
 現存建物は、表門・門番所、一~四番蔵・九~十二番蔵、書物蔵。郡代役所は玄関・吟味所・御役所・大広間などの部分に1816年(文化13年)に改築されています。
 敷地内の土蔵は、元々慶長年間(1600年前後)に高山城内に建設され、1695年(元禄8年)に現在地に移築されたものです。建物の屋根は熨斗葺(のしぶき)、柿葺(こけらぶき)、石置長榑葺(いしおきながくれぶき)など、いずれも板で葺かれています。これは飛騨が雪国であるとともに木材の生産地であり、当時の瓦では雪で容易に損耗してしまうのに対して、木材は入手が容易であったためとされています。
 敷地と建物内は有料で一般公開され、内部には江戸時代の歴史資料などが展示されています。表門の手前では毎日朝市が催されており、高山市内においては宮川朝市と並び陣屋朝市として親しまれています。
 元来は飛騨高山藩主であった金森氏の所有する下屋敷でしたが、1692年(元禄5年)に幕府が飛騨を直轄領として以降、伊奈忠篤らによって整備され、代官所として用いられるようになりました。1777年(安永6年)以降は郡代役所となりました。
 明治維新後は筑摩県の高山出張所(のち岐阜県高山支庁)庁舎として用いられました。1929年(昭和4年)には国の史跡に指定されたものの、様々な公共機関の事務所として利用され続けました。戦後も県事務所として利用されていましたが、1969年(昭和44年)に県事務所が移転した後、現存する唯一の陣屋であることから文化財として保存する方針が示されました。1996年(平成8年)3月に、1830年(天保元年)の絵図を基に約20億円を掛けて蔵番長屋、郡代役宅、奥座敷などが、ほぼ江戸時代の状態にまで復元されました。

開館時間
3月1日~10月31日:午前8:45~午後5:00(8月中は下記の時間)
8月1日~8月31日:午前8:45~午後6:00
11月1日~2月28日:午前8:45~午後4:30
休館日:12月29日、12月31日、1月1日

料金
大人:440円、高校生以下:無料
30名以上の団体団体:390円

2024年3月撮影

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