【MIQS 04】湊 かなえ(作家)「今でも小説家をやめたくなる。そんな時は違う人生を夢想して別のワクワクを探す。」

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MIQS初となる対談スタイルで湊かなえがステージに登場、お話のお相手は西靖アナウンサー。まずは自身の執筆スタイルを紹介。 「イヤミスの女王」と呼ばれるゆえんを西アナが深く掘り下げていく。イベントを前に一緒に山登りをしたというエピソードに話が及ぶ。必ず山に携行するフランスパンの美味しさを切々と語り始める湊。山の上での最高の贅沢だと楽しげに紹介。なぜミステリー作家が山登りをするのか?という問いに対して、ある種のデトックスなのだと応える湊。人々を嫌な気分にさせるミステリー小説を書いているからといって、そういう性向の人間なのではないのだと強調する。常に生活人としてのモヤモヤを抱えて生きているし、作家として締め切りや売れ行きのことなど、瑣末な悩みでいっぱいになる。作品世界はそんな一般人である自分の中から、黒いモノを拾い集め、純度をどんどん高めて取り出して培養するような作業だと説明する。そんな時、そこから戻さなきゃいけない、という対処法に最適なのが山登りだったのだという。そもそも小説家になろうと思ったわけではなかったという湊。子育てが一段落した時、何か新しい世界にチャレンジしたかった。そんな時、たまたま書いた処女作が新人賞を獲って小説家になったのだと笑う。今でも小説家をやめたくなる時もあって、その後はもっと違った人生を夢想しているとビジョンを語る。いつかケーキ屋さんにもなりたいし、どんな職業をしているだろうとワクワクすることもあるという。

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