スクラップ寸前から 旭川で44年前に引退したバス甦る! 全国から多くのファンが集まりイベント開催

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40年以上前に引退し一時野ざらしにされていた一台のバス。
こちら実は、日本でこれまでわずか14台しか販売されていない貴重なバスなんです。
このバスが先週旭川で復活し全国から多くのファンが集まりました。

丸いヘッドライトに…窓は平行四辺形。
鈴木麻友「こちらのレトロで存在感のあるバス、珍しいポイントは前のタイヤが2軸になっているところです」

旭川市のバス会社で先週お披露目された「MR430」実はこのバス、44年前に引退した車両を復元したものなんです。

鈴木麻友「一般的なバスと比べて天井が低くなっています。そして、高級感のあるロングシートです」
全長はおよそ12メートル。
通常よりも1メートル長く当時は110人も乗せて走ることができました。


高度経済成長期に旭川市民の通勤通学を支えたMR430。
老朽化などを理由に引退した後は持ち主が転々とし野ざらしにされていました。
隣町の東川町にある自動車整備工場に置かれていたスクラップ寸前のバスを旭川電気軌道が買い取ったのは去年6月。

創立100周年の記念事業として復元を決めました。

旭川電気軌道運輸事業部矢野寿典次長「昭和38年の車両でこれから出てくることは二度とないですし、こういった車両を保存するということも我々しかできないことなので。」

復元までの道のりは困難の連続。
設計図はなく、写真や当時を知る人の話をもとに地道に作業すること1年3ヵ月。

費用は2800万円にも上りました。

8割以上の部品を取り替えたといいますが、奇跡的に動いたエンジンは当時のままです。

現代に蘇ったMR430を運転するのはバスの運転歴33年の押野敏彦さん。

旭川電気軌道押野敏彦さん「小学校の頃から見てるバスで憧れのバスなので。その憧れのバスを運転できるのは自分としては最高。運転手冥利につきますね」

「エンジン始動!」
先週金曜日に開催された30人限定のMR430乗車体験ツアー。参加費は1人・3万3000円と値が張りますが、発売開始翌日に完売しました。

全国から集まったバスファンたちは当時の運行ルートを辿りつつ思い思いにその姿を写真に納めていました。

千葉から「貴重な経験でしたね。まるで模型の世界に入り込んだような」

東京から「きょう一日だけで3000枚ぐらい撮ってます。正直手が震えちゃって、まだ見てないですけどぶれてないか心配です。それぐらい興奮しました」

参加者にはスペシャルな記念品も。

東京から「いまのつり革より直径が小さいですね。(参加料)倍払ってもいいですね。6万6000円でもいいと思いますよ」

輝きを取り戻したMR430。旭川の新たな観光資源になるかもしれません。

MR430は現在、旭川電気軌道の会社敷地に無料で展示されていて、今後は年に4回ほど市内を走るイベントが開催される予定になっています。
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