生理を隠さずポジティブに 親子で学ぶ初めての生理をきっかけに性についても考えて【SDGs】

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広がる生理への取り組み。学校ではあまり教えてくれない生理について、隠さず前向きに学ぼうという活動を、小川彩佳キャスターが取材してきました。

■生理について“ポジティブ”に学ぶ親子向けセミナー

小川彩佳キャスター
「今こちらで親子で生理について学ぶというセミナーが行われています」

参加しているのは、これから生理を迎える小学生と保護者です。

ベア 山本未奈子CEO
「子宮ってこのぐらいの大きさなんですね。子宮がどこにあるかというとお腹のおへそ。みんなおへそを触ってみてください。おへその指3本分下のところですね。この辺です」

生理をポジティブに学んでほしいという動きが広がっています。

ベア 高橋くみCOO
「生理の血って実は真っ赤じゃなかったりするのね」

ベア 山本CEO
「ちょっと黒ずんだ感じの色の血が出たりですとか、その日によって血の色っていうのは変わってくるんですね」

生理用品の使い方も教わります。手にしてみた感想は・・・。

受講した小学5年生
「一人でつける時はちょっと不安だなって」

セミナーを開催した背景には生理について学校の教育が不十分なことがあるといいます。

ベア 高橋くみCOO
「女性って40年間生理期間を過ごすんですけれども、にも関わらず学校での教育って本当に一瞬で終わってしまうんですね。家庭に生理のことについての教育っていうのが委ねられてることが多いと思うので、ご家庭で話すきっかけとなったらいいなという思いで」

小川キャスター
「今日のセミナーを受けてみての感想を教えてください」

受講した小学4年生
「タンポンとかナプキンっていうのはあまり触ったこととか見たことがなかったから見れて良かった」

小川キャスター
「生理についてどんなことが不安でしたか?」

受講した小学5年生
「学校で生理が来たら、何も持ってなかったりしたらどうしようとか、そういうのが不安でした」

小川キャスター
「親子で生理について話すことはありますか?」

受講した母親
「“もしこういうときはこうだよ”っていう。ただ、まだ始まっていないですし何が出てくるかもわからない。子供にどうやって教えたらいいか今一番悩んでるところだったので大変いい経験でした」

■生理の不安を解消する中学校の取り組み

学校でも生理について子どもたちの不安を少しでも解消しようという取り組みが始まっています。

東京の港区立御成門中学校では、7月から女子トイレに生理用品を置き始めました。港区のアンケートで3割の生徒から「トイレに生理用品を置いてほしい」と声が上がったためです。

【学校の中で生理用品をもらうとしたら】
保健室・・・約40%
トイレ・・・約30%
友達・・・約20%

張り紙には「使った人は、保健の先生に知らせてください」と書いています。使用したほとんどの生徒が報告に来てくれるそうです。その時に話すのは・・・。

御成門中学校 佐藤伸子 養護主幹教諭
「生理痛のお子さんも、学年に何人かずつひどい生徒がいまして。いろんな生理の機能のことであるとか、その対応の仕方であるとか、そういうことはよく話はしていますね」

生理用品を置くことで生理についての悩みを聞くなど、コミュニケーションをとる機会が増えました。

御成門中学校 佐藤太 校長
「状況を聞いたり、あるいは先生の方からサポートしたり。その様子なんかもよくわかって、子供がちょっと安心感を持ってやれているんじゃないかなというふうに思ってます」

生理は隠す必要のないもの。初めての生理を迎える時期に性について考えてほしいという人たちがいます。

■自分を守るために自分の体を知ってほしい

これは初めての生理を迎える子どもに贈る「生理の準備BOX」です。ナプキンやタンポン、デリケートゾーンも洗えるボディーウォッシュなどが入っています(READY BOX「はじめての生理準備BOX」4000円)。

READY BOX 日榮佑季 副代表(25)
「生理用品ってやっぱり親御さんが使ってるのをそのまま使われるお子さんとかも多くて。自分の目で見て選択した上で選べたらもっといいかなと」

クラウドファンディングを利用して9月からネットでの販売を開始しました。
準備BOXを作ったきっかけの一つには、代表の三上麗さん自身の経験があります。高校生の時に同意のない性行為を強要されました。

READYBOX 三上 麗代表(28)
「2、3日後ぐらいからやっぱり心は傷ついていて、本当にご飯とかあんまり食べられなくなっちゃったりとか。本当に気持ち悪いなって、本当に世の中の男の人全部消えればいいのにと本当に思っていたし。恋愛とかもしたくないし」

性教育の大切さを痛感しました。自分を守るためにも自分の体について知識をつけてほしいと考えています。

READYBOX 三上 代表
「知らないと自分も守れないし、知らないと他人も守れないし、知らないと無意識のうちに誰か傷つけたりとか傷つけられたりとかして。自分で決断ができて必要なときは助けを求められるということができたらいいのかな」

■自宅で小学生への性教育に取り組む家庭も

小学生からの性教育に取り組み始めた家庭もあります。

絵本を読む男性
「ハルボウのパンツを脱がしちゃった」

絵本を使って教えているのは、水着で隠れる部分は誰かに簡単に見せたり触らせたりしてはいけない大切な場所だということ。

女性
「プライベートゾーンは分かった?」
小学2年生の女の子
「分かってるよ」
女性
「どこ?」
小学2年生の女の子
「口と胸と・・・ここ」
女性
「おしり?」

男性
「そいつ(ぬいぐるみ)のプライベートゾーンはどこだ?」
小学2年生の男の子
「こいつのプライベートゾーンはね、この(頭の上の)フワフワ」
男性
「ああ、それ触られたくないのね」

幼い頃から性について学ぶことが大事だと考えています。

小学2年生 女の子の母親
「小さい頃から教えていた方がお友達も傷つけずにすむし、被害にあったときにどうすればいいかっていうのをわかってたら自分の身を守れるので」
小学2年生 男の子の母親
「今だったら聞いてくれるだろうなっていう。これが本当1、2年たったら一気にやめてよってなってしまう可能性があるなと思ったので、タイミングを逃したくないなっていうのは思いますね」(04日23:25)

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