デフリンピック東京で初めて開催 聴覚障害の学生がエンブレムに込めた想い「聞こえる人と聞こえない人が深くつながれば」【news23】|TBS NEWS DIG

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耳が聞こえない選手の国際スポーツ大会「デフリンピック」。2年後に東京で初めて開催されます。その大会のエンブレムは、聴覚障害のある大学生が考えたデザインから選ばれることに。そのうちの一人、彼女の思いに密着しました。

■「聞こえる人に気持ちを強く伝える」大会エンブレムの制作に挑戦

大学4年生の多田伊吹さん(21)。生まれた頃からほとんど耳が聞こえません。

多田伊吹さん
「アスリートが持つ想いや人々の『輪』 アスリートの『輪』を強く打ち出したい」

デザインしようとしているのは、聴覚障害がある選手の「デフスポーツ」、その国際大会「デフリンピック」のエンブレムです。

「デフリンピック」は2025年に日本で初めて東京で開催されます。大会のエンブレムは聴覚障害のある学生が考えることになり、多田さんもその1人となりました。

多田伊吹さん
「デフリンピックはオリンピックやパラリンピックと比べて認知度が低いので、自分もデフリンピックに貢献したいと思い、デザインを描こうと思いました」

多田さんが通っているのは筑波技術大学。日本で唯一の視覚・聴覚障害者のための大学です。

多田伊吹さん
「2時間目の終了時間が12時で、あのランプは2時間目が終わったという意味。緑色のランプがつくようになっています」

多田さんはこの大学で、誰にでも伝わる「ユニバーサルデザイン」を学んでいます。

多田伊吹さん
「自分が聴覚障害であると示せる手段として、デザインがあります。聞こえる人に気持ちを強く伝えるためにはデザインの力が必要です」

大会のイメージが一目で伝わるようにするにはどうしたらいいのか。モチーフがなかなか決まらなかったといいます。

8月26日、そのイメージを探るため、大学のハンドボールサークルの見学に。

選手同士は手話で言葉を交わし、スタートや得点の合図はランプや旗で示されます。

多田伊吹さん
「ランプの光だけではなく、足でドンドン踏んだりとか、手を振って気付かせる様子も見られて、選手同士のつながりや協力が見られて良かったです。お互いに手話で会話していたのを見て、手を使ったデザインにしたいと思いました」

そして完成したデザインは、コミュニケーションで大切な「手」をモチーフに「輪」で人と人がつながることを表現。その輪の先には日本を象徴する「桜の花びら」を描きました。

多田伊吹さん
「聞こえる人がデフリンピックの世界を見ることで、ろう者の世界を知ることができます。ろう者の世界を知った上で、 どういった助け合いが必要か議論ができる社会になっていければいいなと思います」

デフリンピックをきっかけに、聞こえる人と聞こえない人の壁がなくなり、深く関わり合えたら。そんな未来を望んでいます。

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