NEW! YAMAHA MT-09 SP 2024 if. Virtual Color Simulation バーチャルカラーシミュレーション 塗装 オールペン カラーチェンジ参考動画

もしもこんなカラーにしたら？MT-09、MT-09SPオーナー様、購入検討中の皆様の御参考になりましたら幸いです。イメージを実車画像として具現化。バイク、車業界のメディア、最古の新車予想図CGクリエーター、ATが作るバーチャルカラーシミュレーション 参考動画、「if」シリーズ。今回はこの、美しいデザインのMT-09 2024モデルで作ってみました。

最近はAiが自動で画像を作ってくれたりもするそうですが、凄い時代になりましたね。
私が初めて雑誌で新車予想図CGを作ったのは90年代でした。Adobeとアルダスが合併する前、PhotoshopはまだVer1.0.9、レイヤー機能も無かった頃に始めました。出版社、編集部もアナログで、手書きの台紙に色指定、写真はポジやネガで入稿していた時代です。当然CGなんて皆無で、新車予想図は手書きのイラストの時代でした。レイヤーが無いPhotoshopでは、電線を消したり落ちているゴミを消したり程度しか出来なかったのですが、妙なアイデアが得意な私は疑似レイヤー技法を思いついてしまったので、私だけこういうCGを作る事が出来ていました。そうなんです、新車予想図CGって、日本が最初だったんです。
初めて編集部を訪れたとき、最初は「なんだこの若造？」「なんの売り込みだ？」と冷ややかな対応だったのですが、正体を明かすと部屋中騒然となり、帰りは出口の外まで見送って頂けました。新しい歴史の瞬間ですものね。
ただ、パイオニアっていい事ばかりでは無く、代わりが居ないプレッシャーと責任で、徹夜仕事続きで目と身体がボロボロになっていきましたが・・・。雑誌って、〆切は絶対落とせないじゃないですか。スクープ新車予想図は時間との戦い、ギリギリで入って来た最新情報で画像を作るのは、どうしても徹夜の突貫工事になってしまいます。でも、クオリティは絶対落としたく無い。３徹夜を超えると、幻覚が見えて来るんです。三階なのに窓の外を人が歩いて居たり、気絶している間にコビトさんが仕事を終わらせてくれたり(ようするに記憶が飛んでいるんです)。前例のない物を作るのは、マニュアルもセオリーもありません。色々試して毎回新技法、裏技を連発して作ってクリアしなくては。当時のMacはよくフリーズしていましたし。それでも、業界に最初の道筋は作れました。

Photoshopの進化と、Macの進化、出版業界のデジタル化も進み、徐々に同じような事をするクリエーターも増えていきました。今では新車予想図CGは当たり前になっています。作業環境も随分楽になりました。でも、このチャンネルでお見せしているCGは、相変わらず１つ１つのパーツを手作業で切り抜いて、切った貼ったで作っています。そういう職人なので(^_^; 自動で作ってはおりません。また、新車予想図CGって「少しでもカッコ良く！」「こうしたらもっと欲しくなるバイクに！」と被写体に情熱と愛情を注いでずっと作業し続けているので、毎回そのバイクに惚れ込んでしまいます。今回のMT-09 も(新車予想図ではありませんが)すっかり虜になっています。納車が待ち遠しいです。






YAMAHA MT-09 公式サイトはこちら
https://www.yamaha-motor.co.jp/mc/lin...





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