【探訪】雪で本領、現役ボンネット　岩手県・八幡平

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路線バスのことを乗合バスと呼んでいた時代があった。バスの型はボンネットが主流。青木光一が柿の木坂での悲しい別れを歌い（昭和３２年）、道が悪くてガタゴト揺れてもバスガイドが美人なら我慢できた（三木鶏郎作詞『田舎のバス』）ころだ。
　モータリゼーションの発達とともにバスも改良され、ボンネット・タイプはほぼ消滅。観光用に一部が残るだけとなったが、どっこい、雪深い山間で今もエンジン音を響かせるボンネットの現役路線バスを見つけた。

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