コロナ禍で進化するオフィス 機能を見直し改装する会社が増える

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コロナ禍で在宅勤務が広がるなか、あえてオフィスにこだわる企業も増えています。働く場はどのように変化しているのでしょうか。

■テレワーク定着で中古オフィス家具市場が活況

オフィス家具の買い取り・中古販売する会社の倉庫。うずたかく積まれているのはキャスター付きの椅子です。オフィスで使われていた中古の家具約4万点が並べられています。

オフィスバスターズ柏ECB 河合啓太副センター長:
「テレワークからですね、オフィスを縮小されるお客様が多くいらっしゃいまして。買い取りが増えております」

コロナ禍でテレワークが広がる中、企業で不要になったオフィス家具が急増しているというのです。買い取った家具の行き先はこれまではほとんどが法人でしたが、この日店舗を訪れたのはテレワークのために椅子を買いに来た個人客でした。

家具を買いに来た客:
「(今は)完全にテレワークです。ずっと座っているのでいい椅子に買い替えようかなと」

買ったのは新品だと12万円もする高級オフィスチェア。6万6000円(税込)で手に入れました。こうした個人客がコロナ禍前に比べて7倍になっているといいます。

オフィスバスターズ店舗戦略部 根本慎太郎部長:
「やっぱり腰が痛いとか体が疲れるということで、普段会社で使っていたオフィスチェアを買いたいとご来店いただく方が多いです」

■広がる“こだわり”のオフィス

オフィス離れが広がる中、あえてオフィスを見直そうという動きも広がっています。この日、都内の食品メーカーのオフィスでは、出社する社員が減ったためオフィスの面積を縮小する改装が行われていました。

オフィスデザイン事業を手がける『ヴィス』金谷智浩常務:
「オフィスに来ることで価値のある体験ができるように会社のブランディングをしていきたいという案件が増えました」

改装の注文は右肩上がり。オフィスに新しい価値を生み出そうという会社が増えているというのです。これまでは1人1席の固定席が主流でしたが、テレワークでは出社人数が変動するため、席を自由に選べるフリーアドレスが人気に。他にもオンラインミーティング専用の部屋を作るなど、“生産性を上げたい”という注文が目立つといいます。

ヴィス 金谷智浩常務:
「当たり前のように1か所に集まって仕事をするという時代がもうなくなっている」

■「まるで公園みたい」対面での会話を重要視したオフィス

都内にある人工知能を活用した学習教材を作る会社「アタマプラス」は、テーマを決めて改装したといいます。

記者:
「まるで公園にいるみたいにリラックスできますし、会話する場としても集まりやすいですね」

記者が座っているのは人工芝が敷かれ、大きなクッションが点々と置かれた、まるで公園のような“広場”。出社が減ったため対面で会話する機会を大事にしたい、とオフィスの中央に公園をイメージした広場を設け、休憩スペースと仕事場を一緒にするなど人が集まって偶然に生まれる会話を期待したということです。

アタマプラス カルチャー担当 杉本悠さん:
「決められた仕事をする場所ではなく、皆が人やカルチャーに魅せられて自然と集まり、そこで楽しみながら自立的に働く場所を目指しています」

働き方が大きく変わって2年余り。働く場も大きく進化しています。
(22日16:56)

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