【世界遺産江上天主堂】忘れられた路(みち) Le Chemin Oublié

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※動画中に出てくる「延命寺」、正しくは「遠命寺」です。

世界遺産の江上天主堂へと向かう、今は忘れ去られた山路をゆく。
遠命寺トンネルの開通により使われなくなった、山を挟んで反対側にある夏井地区と江上地区とを繋ぐ峠路「遠命寺峠」を越えて江上天主堂を目指します。

30年ほど前までは小学生が通学のために毎日往復していた全長2.2キロメートルの峠路。
幅1メートルほどの舗装された細い道で、33曲りの葛折りの峠です。
修学旅行の際に小学生が県知事を訪ね、トンネルを掘ってほしいとお願いしたところ、願いが叶い遠命寺トンネルが完成しました。
トンネルの開通と、江上小学校の閉校に伴い遠命寺峠の山路は使われなくなり忘れ去られていくことになりました。

今では九州自然歩道として整備されていますが、人の気配はなく自然に囲まれた静かな静かな山路となっています。


「遠命寺峠」の名前は峠の頂上から夏井地区側に50メートルほど降りて行った道下にあったとされる遠命寺に由来します。
ずっと昔に寺はなくなり、100年ほど前までは屋根瓦や陶磁器の破片を見ることができたそうですが、戦時中や戦後に遠い命寺跡の周辺が開墾され当時を偲ぶ物を見ることはできなくなっています。

いずれ朽ちて自然に還る「木の文化」
次の世代に(人にも自然にも)明け渡し、今は目に見えないけれど確かにそこに存在しました。

『目に見えるものに価値を置く社会と、見えないものに価値を置くことができる社会の違いをぼくは思った。そしてたまらなく後者の思想に魅かれるのだった。夜の闇の中で、姿の見えぬ生命の気配が、より根源的であるように。』星野道夫「森と氷河と鯨」より。


今は人が入らなくなった峠路、イノシシの痕跡も多く山に入るたびに遭遇します。
歩いて江上を目指す際にはお気をつけて。

自然や歴史、人の営みを感じることのできる路がそこにはありました。
忘れられても構わない。
しかし、すべての人の記憶からなくなる前に、記録に残しておこうと思います。


0:00 オープニング
0:20 本編(峠を登る)
2:50 遠命寺を探す
4:34 寄り道
6:33 湧き水を発見
8:55 江上到着〜エンディング


#五島列島 #奈留島 #江上天主堂 #世界文化遺産 #忘れられた路

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Woody(ウッディ):山好き・釣り好き、野外教育実践中の元料理人

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