SONY CDP-338ESD の修理

Описание к видео SONY CDP-338ESD の修理

SONY CDP-338ESD の修理依頼がありました。
・トレイの動きがおかしい
・音飛びがする
という症状。
確認をすると、
トレイは閉まる時に止まりそうになるような感じの不安定な動き


音飛びは、12曲入りCDで8曲目、9曲目に5秒程度先に進む事があり、
また、12曲目再生中に11曲目を選択すると曲頭を探して見つけられないなど、
後半で不具合ありそうな感じでした。


トレイは、トレイのガイドレールの様な丸い棒状の部分にホワイトグリスを塗布し、歯車部分にもホワイトグリスを塗布する事でスムーズな開閉となりました。


基板中にパンクしているコンデンサを見つけたので、その交換も行う事にして、同メーカーの同じ容量のコンデンサはあるのですが、型番が異なり、今販売しているものを購入。


コンデンサなので、音飛びとは関係ないものと判断して、コンデンサが届くまでの調整として、
黄色のボリュームのうち2つ(回転スピード、曲ごとの回転数の調整?)を調整して音飛びを少なくする試みをするが、あまり変わらず。
コンデンサを交換すれば変わるかもしれないと一時中断し、コンデンサが届くのを待つ。


コンデンサが届いたので、パンクしていない方も両方交換し、ボリューム調整を進めるが、後半音飛びは改善せず、そうこうしている間に、交換した片側(以前もパンクしていた方)が膨れている事に気づく。改めて、コンデンサに掛かっている電圧を確認するとー12V。
コンデンサを取り外す時に基板裏側に記載されているコンデンサのマークに違和感を覚えたが、もう一度見てみると、右側のコンデンサは、最初から逆についていた事に気づく。周りのコンデンサとマイナス側が同じ事でも分る。表側の部品を置く為のプリントにはマイナス側の記載があるが、それが間違えていた。
新しいコンデンサで膨らんでしまったコンデンサを外して、もともと付いていて外したコンデンサをプラスマイナス逆にする形で、取り付けた。


その状態で、ボリューム調整をするが、やはり飛ぶ時がある。ピックアップ部が稼働する時のガイドレールがあやしいので、そこにもホワイトグリスを塗る。かなり良くなって飛ばなくなった。ので、別なCDをセットしてみた所、曲情報表示前の回転で、ぷ~~という様な回転音が反響した様な音がして、1曲目再生するとその音が少し大きくなって、音飛びする。


※CDは円盤の最も内側に情報が記録されて、曲も内側から1、2、~と書かれていて、最も外側が最後の曲です。(レコードと逆)曲数が多いCDや、CD-Rはなど、CDによって、情報と1曲目が書かれている場所がかなり内側のものもある様で、この機種は、CDを回転させながら、もっとも内側から情報の書かれている所をみつけている様子です。





ピックアップ部のガイドレールの両端にスポンジの様なものがついているらしいが、オイルで劣化してぼろぼろ取れてしまったので取っていたが、そのスポンジの回転部に近い方が無くなった事で、ピックアップ部が収まっているプラスチック部分が回転部に触れたまま、回転するために、干渉音がして、ピックアップをスムーズに動かせない様子。


ビニル製のチューブ状のものを切って、レールの両端に取り付けたが、厚みがあり、中心部の情報が読み取れなかったので、0.5mm程度の厚さに調整して入れてみた。



情報を読み取れる様になって、1曲目の音飛びも無くなりました。5種類程度のCDで確認した所、中には情報の読み取りと1曲目の頭だけ、少しぷ~~という様な干渉音が聞こえてくるのがありましたが、音飛びする程ではなく。
音飛びした!と思ったCDは汚れがあって、ふき取って再生すると音飛びしなかったので、

これで修理完了~とした訳ですが、、、


お客さまに確認してもらった所、1曲目から音飛びするものもあるが、再生しなおすと良くなったり、戻って来た時は良かったが、だんだん悪くなった様な、、、という事で、更に修理を続ける予定です。


クッションに使用したものが取れてしまったのか、クッションの役目をしなくなったのか、そもそも回転部がもう少し上に行くか、ピックアップが下がるかして干渉しない様になるのが本来なのか。
修理の続報も上げたいと思います。20200611

Комментарии

Информация по комментариям в разработке