「THE ROYAL EXPRESS」 雄信内で『宗谷』との交換

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北海道を走る「THE ROYAL EXPRESS」の時刻は市販の時刻表には出ていません。ツアーのホームページを見ると、その日の発駅と着駅の大まかな時刻が載っています。その発駅と着駅の時刻から時刻表と照らし合わせて、大まかな途中駅の通過時刻は推察できます。例えば、宗谷本線を南下する「THE ROYAL EXPRESS 北海道最北旅」3日目の場合、ホームページには豊富10:40頃発とあり、これと時刻表を照らし合わせると、豊富を出た「THE ROYAL EXPRESS」の予想到達時刻は、幌延10:55頃、天塩中川を11:30頃と予想。(他の列車のスジからおおまかに)

また、宗谷本線は、各停含めて極端に列車本数の少ない路線なので、時刻表を見ても対向列車とどのあたりで交換するか、凡その予想が付きます。先の予想時刻を下り線時刻表に落としてみると(時刻表頁内で切貼りしています)下り特急「宗谷」と幌延と天塩中川間のどこかで交換することになります。幌延~天塩中川間に信号所はなく、交換可能な駅は雄信内だけなので、雄信内駅で「THE ROYAL EXPRESS」と「宗谷」の交換が行われることが推察できるのです。

余談ですが・・・
時刻表で、宗谷本線は路線掲載の最終頁です。
このページをめくると、 東京都近郊区間(山手線)の頁になります、
最北路線からいきなり首都圏の真ん中に飛ぶ感覚が、いつもたまらなく思います・・・
余談でした。

ざっくりと交換の予想はできても、上下どちらの列車が先に構内に入るのか、どちらが停車、どちらが走行で交換するのか、或いは双方停車しての並びとなるのか、などは実際に見ないと分かりません。過去訪問された方や、ダイヤ情報知見のある方なら分かりますが。訪問時手持ちの時刻表だけのような際は、詳細把握はなかなか難しいものがあります。

下り列車の近づく音が聞こえて来ました。
予想した通り、下り特急「宗谷」が接近。
雄信内駅には停車せず、そのままスルーします。

雄信内駅は、雄大な木造駅舎が古びたまま時代に取り残されたように残存しています。残念ながら、来年(2025年)春の廃止が決まっています。2面2線の交換可能な広い構内を持ち、定期列車同士の交換も実際に行われています。交換駅として機能してはいるのですが、近年(2015年以降)一日の乗車人員0人が続いています。

この日だけは、そんな駅に複数の人影が見られるようです。
交換時刻が近づき、駅ホームには更に人影が増えました。私の立っている駅東側の第4種踏切にも、車で来られた方2人と、JRの係員の方が加わり、日頃全く人の気配のない場所が、俄かに騒めいているのです。

停車から10分後、
黄色いディーゼル機関車2両に牽かれた「THE ROYAL EXPRESS」が徐に動き出します。
私たちの居る目の前、第4種踏切を通過。
最後尾の白い電源車が遠ざかります。

JR係の方「じゃあ気を付けてね」
 皆    「お疲れさま」

この場所で、相互の寛容さは大切だと気付きました。(これを失うと衰退の路に進みます)
撮影も安全に気を付けて臨みたいと思います。

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