術後ホルモン療法は何年がよいのか。～乳癌診療ガイドラインを読み解く～

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最近、動画をご覧下さる視聴者の方から、術後ホルモン療法は何年が良いのか？というご質問をいただきます。
「先生には、私は7年と言われているけど、10年の方がいいの？」
「そもそも、ホルモン剤飲まなきゃダメなの？」
私は画像診断医で、実際に乳癌患者さんに処方している立場ではなく、画像検査に来られる方の処方を見ている立場なので、「乳癌診療ガイドライン」で基本を押さえたいと思います。
この、「10年」という数字は、前版（2018年版）で推奨されていました。
これが2022年版では若干記載が変わっています。
この辺りを読み解いていきたいと思います。

【参考過去動画】
非浸潤がんと浸潤癌、何が違うか。
   • 非浸潤がんと浸潤癌、何が違うか。  

生検でDCIS（非浸潤性乳管癌）なら転移はないのか。
   • 生検でDCIS（非浸潤性乳管癌）なら転移はないのか。  

ホルモン受容体陽性乳がんの晩期再発
   • ホルモン受容体陽性乳がんの晩期再発。「その転移、20年前の乳がんの再発では？」  

予後が良いとは？乳がん治療で本当に知りたいこと
   • 予後が良いとは？乳がん治療で本当に知りたいこと  

#乳がん
#ホルモン療法
#再発

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