【ソナタ形式解説】ベートーヴェン 「悲愴」第1楽章(Piano Sonata No. 8 in C minor, Op. 13, Sonata Pathétique)

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ベートーヴェン ピアノソナタ第8番ハ短調「悲愴」 Op.13
第1楽章Grave - Allegro molto e con brio
アルトゥール・ルービンシュタイン 1946年録音


※0:05〜0:15での説明で、
「序奏〜提示部:ハ短調〜属調・変ホ長調へ」
と書いてしまったのですが、正しくは
「序奏〜提示部:ハ短調〜平行調・変ホ長調へ」
の間違いでした。第二主題の変ホ長調はハ短調の平行調です。
ちなみに、ハ短調の属調は5度上のト短調でした。
すみません、お詫びして訂正します。


難易度的には、「前半繰り返し無しでの第1楽章のみ演奏」でしたら上級にちょっと足りないくらい。提示部を繰り返すと、上級に入ります。そして、全楽章の暗譜通奏だと、上級上(セミプロレベル以上)と言えるでしょう。
ソナタって、それくらい長さによって構成の難易度が変わるんです。


何とは言ってもハ短調。運命シンフォニーにも通じる、楽聖・ベートーヴェンらしい力に満ち満ちた曲想が光ります。
ロマンロランの伝記によれば、この頃すでに聴覚の問題は出てきていたようです。(彼は彼自身の才能によって聴覚を失った、とまでありましたよ。極度の神経集中による器官の疲労だと)

この曲は、形式こそ古典派ですが、すでに内容はロマン派だと思います。そしてシンフォニックな響きが引き出されています。
そういう意味では後の、シューマンにも共通するところを感じます。

悲愴ソナタは、当時の楽器が「ウィーン(跳ね上げ)式の軽いアクション×5オクターブという音域制限の中で」最大限にピアノの可能性を引き出したものでした・・・

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