☘35:クリスマスローズの育て方｜鉢植えと地植えでおススメなのは？苗選びのコツや、肥料の与え方もご紹介｜【PlantiaQ&A】植物の情報、育て方をQ&A形式でご紹介

今回は「クリスマスローズ」の育て方に関して、特に多い質問を回答させていただきます

▼チャプターリスト
00:15　クリスマスローズ 植物図鑑
00:45 クリスマスローズ 鉢植えと地植えの特長
01:24　クリスマスローズの苗の選び方
02:09　クリスマスローズの肥料の与え方
02:57　クリスマスローズの育て方　基本情報

植物の情報、育て方をQ&A形式でご紹介する”Plantia Q&A” 園芸のベテランの方はもちろん、ガーデニング初心者の方、ガーデニングを始めようとお考えの方に育て方のポイントや疑問をわかりやすく紹介しています。

クリスマスローズはキンボウゲ科の植物です。
うつむいて咲く姿が可憐で人気の冬の花。花色や一重や八重などの咲き方のバリエーションが豊富です。
冬咲きで常緑なので、冬の庭を明るく彩ってくれます。寒さや乾燥などに強く扱いやすいため、ガーデニング初心者の方にもおすすめです。"

それではよくある質問の一つめです。

「鉢植えと地植え、初心者にはどちらがおススメですか？」

クリスマスローズは、季節により日当たりの調節が必要です。暑さや寒さ、また雨や雪などの天気の対策も必要です。庭植えよりも、場所を移動させられるプランターや鉢植えでの栽培がおすすめです。

植つけ後の10月から4月にかけては日当たりの良い場所で、5月から9月にかけては強い日差しの当たらない半日陰に置くのが理想的。また、梅雨時期など長期間雨に当てないようにも注意が必要です。

続いて二つ目のよくある質問です。

「苗の選び方で注意点はありますか？買ってきて最初にやることは？」

クリスマスローズの苗は、植えつけ適期の9月末ごろから出回り始めます。開花見込み株という花が咲く手前の大株があります。通常の苗は、咲かせるのに1年後になってしまうため、早く花を楽しみたい方は開花見込み株がおススメです。

購入してきた苗は、すぐに植えつけましょう。用土は、クリスマスローズ専用の用土もおススメです。古い土は軽くほぐしましょう。また、深植えではなく、浅植えで、芽が土に隠れないように植えつけましょう。


三つ目の良くある質問です。

「肥料の与え方を教えて下さい。コツはありますか？」

庭植えの場合は10月に緩効性肥料の置肥『プロミック クリスマスローズ用』を。
鉢植えの場合は、10～2月の間、2カ月に1回の割合で『プロミック クリスマスローズ用』を与え、10～4月は1週間に１回液体肥料『ハイポネックス原液』をあたえます。春以降休眠期に、肥料分が残らないように気をつけましょう。"

クリスマスローズは、葉の状態で肥料の過不足がわかります。葉が黄色くなっていると肥料不足などの原因が考えられます。反対に肥料を与えすぎると、葉が生い茂り花付きが悪くなることもあります。

最後に、
クリスマスローズの育て方の基本情報です。

植えつけの適期は花期の前である10~12月、花期の最後である3月頃です。

水やりは、鉢植えの場合、表面が乾いたら株元にたっぷりと与えます。庭植えの場合は、基本的に水やりは不要です。
病害虫は、ハダニの被害にあうことも。見つけたら殺ダニ剤の活用も。過湿や蒸れによる灰色かび病にも注意してください。"