「登米市」は『とめ・し』「登米町」は『とよま・まち』同じ地域で読み方が違う深ーいワケとは?

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様々なニュースや疑問などを深堀りする「tbcNEWSDIG」今回は、こちら『登米市登米町』です。この読み方、「とめ市(し)とよま町(まち)」ですが、なぜ同じ漢字で、市は「とめ」、町は「とよま」と2通りで読むのでしょうか。登米は「とめ」「とよま」どっち?まずは、地元、登米市登米町を訪れた人に、実際に地名が読めるのか、聞いてみました。千葉県からの観光客:
「『とめ』市立『とまい』小学校?」
記者:
「惜しいですね」
千葉県からの観光客:
「違うの?じゃあ『とめ』市立『とめ』小学校?(読み方が)違うというのはインパクトある」神奈川県からの観光客:
「テレビで『とめ』市というイージが残っていたので、このまま『とめ』町と読むのかと思っていた」
静岡県からの観光客:
「『とうま市とま町』?(正しくは)『とめ』市『とよま』町なの。同じ字でそう読むんですね。『とめ』市と『とめ』町のほうがいい」観光客に聞いたところ、正しく読める人は非常に少なく、実際、「とめ市とめ町」などと読んだりする人もいました。知らない人からすれば、なぜ同じ読み方にしないのか疑問に思う気持ちはよくわかります。そこで、なぜ『とめ』と『とよま』の2通りで読むのか、現地で取材してきました。きっかけは廃藩置県だった宮城県の北東部に位置する登米市登米町(とめし・とよままち)。かつて城下町として北上川の水運で栄え、明治初期には、水沢県庁も置かれるなど、『みやぎの明治村』と呼ばれています。地元に住む酒井哲雄さんです。郷土の歴史に詳しく地元で観光ガイドを務めている酒井さんは、『とめ』と『とよま』の2通りの読み方は、明治時代までさかのぼるといいます。とよま観光案内人倶楽部代表 酒井哲雄さん(72):
「明治時代になり廃藩置県の制度が行われ、このまちに県庁が置かれた。藩主たちがこの東北の地にやってくるが、東北の地理に明るくない。それでずっとこの地域で『とよま』と呼んできたのに『登米』と書いて『とよま』とは読めないということで、明治以降『とめ』と『とよま』の2つの呼び方が誕生した」その結果、この地を「登米(とめ)郡登米町(とよままち)」と呼ぶようになりました。「登米市」が誕生し「登米町」は・・・さらに2005年に、旧登米町(とよままち)を含む9つの自治体が合併して「登米市(とめし)」が誕生。合併後は、旧町の名称をそのまま残すかたちをとったため、いまは、国や県、市が管理する広域的な施設などは『とめ』。一方、町がもともと管理する施設などは『とよま』と区別して読むことになったわけです。では、そもそも、なぜまちの呼び名が『とよま』になったんでしょうか。それについて、酒井さんは次のように話しています。「トイオマイ」説や「遠山村」説、諸説ありましたとよま観光案内人倶楽部代表 酒井哲雄さん:
「『トイオマイ』というのが語源の説がある。『トイオマイ』とはアイヌ語で食べられる土の出るところ。いまでいう石灰岩が産出できる場所の意味で『トイオマイ』がいまの『とよま』になったと言われている」さらに、酒井さんは「歴史書のなかに、774年、遠山村(とおやま)に蝦夷が逃げ込んで捕まえ損ねたという記述があり、その『遠山(とおやま)』が『とよま』の語源になったとも言われていると話します。地名の由来には様々な語源があって奥が深いこと気づかされます。読み方のおさらいです。こちら『宮城県登米高校』は、県立なので、『とめ』高校そして、こちらは『登米警察署』、これも宮城県警ということなので、『とめ』警察署。いずれも登米町(とよままち)ありますが、県の施設なので『とめ』と読みます。一方、こちらは『旧登米高等尋常小学校』、旧『とよま』高等尋常小学校となります。そして『登米公民館』、もともと町の施設なので『とよま』公民館。いずれも合併前から町が管理している施設なので、読み方は『とよま』となります。このように、同じ漢字で2通りの読み方をする自治体は全国でも珍しいということで、酒井さんは生まれ育った故郷をこれからも大事にして行きたいと話します。とよま観光案内人倶楽部代表 酒井哲雄さん(72):
「東北一の大河、北上川もすごくきれいな場所で、まち中を歩くと武家屋敷も点在していて、自分の故郷を大切にするという思いで地名は大切」藩政時代の武家屋敷など歴史的建造物が多く残る『みやぎの明治村』登米市(とめし)登米町(とよままち)を訪ねて見てはいかがでしょうか。

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