SEIKO fantasia ファンタジア（初代）　からくり時計

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1988年頃に電子カラクリの第一号として発売されたとの事です。発売開始から約10年ものロングセラー、堂々の名品と言えるでしょう。私の記憶でも一番長い間時計店に居たからくり時計です。数字が回転しランダムに人形が見え隠れする特長的な動きは見てて人々を楽しませ、エンディングはノクターンで人形一体ずつ戻っていきます。次の時間が待ち遠しかったものです。柄違いも存在しますが一番目にしたのはこのタイプでしょう。この時計が売れなければ他の一般向けからくり時計は出現しなかったかもしれません。チャイムは30分にも一回だけ鳴ります。

皆さんが住んでいる街の何処かに必ずあって、一度は誰もが目にしたからくり時計ではないでしょうか。年数がかなり経過している為、減ってきていますが今でも稼働している所は多く時間も見やすいです。近年では時間を知らせていても立ち止まる人は少なくなってきました。時代と共に忘れないでほしいと思うばかりです。

撮影筺体：1991年製（修理再生品）　+4,735

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