【会社経営と会計】「在庫が増えると利益が増える」の謎を完全解説! 「在庫に税金がかかる」のもなぜ?

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役員・管理職は言います、「在庫が増えると利益が増える」「在庫に税金がかかる」と。でも経理部長はそうは言いません。
なぜでしょう?
それは、経理部以外の人にとっては、「儲け」とは「儲けたお金」のことを言うからです。Cash です。発生主義という概念はありませんし、あったとしても、それよりも会社経営は「キャッシュ」こそが大事なのです。現金主義で考えています。

つまり、儲けとは「収入-支出」のことであり(収益-費用ではなく)、
これを経営の言葉にすれば「売上-仕入」です。
役員・管理職にとっては、「売上-仕入」こそが(商品売買からの)儲けです。

そこを起点として、経理部がつくる「会計上の利益」に変換するためには、「在庫」を足す計算をすればいいだけです。
もっとも、ほとんどの役員・管理職は、「なぜ在庫を足せばいいのか」はわかっていないのではないかと思います。
がとにかく、利益とは「売上-仕入」のことであり、「決算書に書く利益」は、そこに在庫増加額を足せばいい、ということはわかっているわけです。
なので、とにかく「在庫が増えると利益が増える」というセリフは言います。これは「計算上あってはいる」のですが、そもそも「仕入」を用いているからこそ「在庫」を足す必要があるだけであり、
一方経理部的には、利益とは「仕入」ではなく「売上原価」で計算するものなので、「在庫を足す」なんていう発想はありません。

ですので、役員・管理職側も「なぜ在庫を足すのか」もイマイチわかっていないし、経理部側も「なぜ他の部署の人たちは在庫が増えると利益が増える」なんてことを信じているのか、がわかりません。
お互いが相手のことをわかっていないのです。
それは計算ロジック自体がそもそも違うことを発端としています。そこに誰も気が付いていないから、お互いがお互いをわからないのです。

役員・管理職は現金主義なので「売上-仕入」こそが利益だと思っていて
経理部は発生主義なので「売上-売上原価」こそが利益だと思っている。
で、役員・管理職は、「売上-仕入」で算出される現金主義の利益を「経理部の算出する利益」に調整するためには、「在庫」を足せばいいことはわかっている(理屈はわかっていなくとも)。
多くの会社ではそんな構図になっているのではないでしょうか。

このカラクリは、「視点の違い」だけです。企業経営に大事な「現金」ベースで考えるか、それとも会計ルールに準拠した「発生主義」で考えるか、の違いです。

また、役員・管理職は「在庫が増えた分、(経理上の)利益が増える」と思っているわけですから、当然
「在庫が増えた分、税金がかかる」とも思っているわけです。
経理部からしたら「不思議な発想ですね」と感じることでしょう。


なお、「在庫が増えると利益が増える」のはなぜなのか、の答えとして、上記のとおり「お互いのスタート地点が違うから」という発想は、私個人の体験談をもとにしています。参考にした資料は一切ありません(というか、ネットで探してもこのような発想は一切ありませんでした)。
私オリジナルのものです。
ですので、もし引用するのであれば、引用先の明示をお願いします。

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