【精神科】発達障害⑥ 発達障害は遺伝する? YesかNoか?【解説】

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「発達障害は遺伝しますか?」に回答します。

00:47 遺伝病とは?
02:02遺伝の影響
03:27 双生児研究
06:47 行動遺伝学
07:55 環境要因は20%
09:37 有利な特性の可能性
10:50 遺伝の影響は大人ほど大きい

精神科臨床をしていると、毎日のように遺伝の影響についてのご質問をいただきます。
答えはYesでもあり、Noでもあります。
親から子になにかの特性(多くの場合病気)が伝わるとき、その伝わり方が100%遺伝だけで決定される場合、これを「遺伝病」と呼びます。渥美も目の遺伝病を持っています。
実際にはこのように遺伝だけで決定される特性は珍しく、ほとんどの特性は遺伝と環境のハイブリッドで形作られます。
双生児研究によれば、発達障害の特性が一卵性双生児(遺伝と環境を共有)で一致している確率は70-80%、二卵性双生児(環境を共有)で5-10%程度とされており、環境要因に比べて遺伝要因の影響が極めて大きいことが判明しています。
つまり、発達障害は遺伝病ではないけれど、遺伝の影響は極めて大きいと考えられています。
発達障害の遺伝で知っておくべき点は以下の3点です。
① 環境要因は20%:後天的な工夫や環境調整、支援は重要です。
② 遺伝するのは不利な特性だけではない:好き・得意・ユニークさを見つけて延ばすことが重要です。
③ 遺伝要因は成長につれて大きくなる:大人の発達障害と診断される方がたくさん存在するのはむしろ当然のことです。
諦めるのではなく、かといって訓練や努力だけで乗り越えようとするのではなく、医学的な事実を知った上でより簡単に実践できる生きるための工夫を見つけていきましょう。

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【自己紹介】
渥美 正彦(あつみ まさひこ)
三重県出身。大阪市立大学医学部卒業。精神科で研修中に指導医への憧れから道を踏み外し、睡眠医学の道へ。その後さらに道を踏み外して脳神経内科に転科。様々な領域を中途半端に経験しながら睡眠医学からは離れられず。
2014年上島医院(大阪狭山市)に睡眠診療部門を強引に設立して現在に至っています。
30年来の黄斑変性症でロービジョン。
趣味はジョギング・アニメ。もう一度フルマラソンで4時間切りたいと思いつつ全く追い込めていません。

<資格> 日本睡眠学会認定睡眠医療専門医・日本精神神経学会認定精神科専門医・老年精神医学専門医・精神保健指定医
アンガーマネジメント・ファシリテーター

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ブログ『スリープ&アンガーマネジメント』
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医療法人上島医院
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