「オンライン学習」で学校存続も　青森県教育改革有識者会議　“ 多様な学びの選択肢 ” を知事に提言

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教育改革について、青森県の有識者会議でこれまで話し合われた内容が知事に提言されました。青森県立学校の再編については、オンライン学習など多様な学びの選択肢を設ける案が示されました。

青森県教育改革有識者会議の大谷真樹議長が、これまで８回にわたり話し合われた提言内容を宮下知事に説明しました。

２０２４年度は、小中高校と特別支援学校の授業の在り方や、県立高校の入試制度、人口減少下での統廃合を含めた県立学校の在り方について、重点的に検討を進めました。

その中で、「教職員の負担軽減やサポートスタッフの拡充」「障害のある子どもや不登校の児童生徒など、多様化するニーズに合った学習環境の確保」が必要だとしました。

また、県立学校については、オンライン学習配信センターの設置など、学校の存続に向けて様々な活用を検討するよう求めました。

【青森県教育改革有識者会議　大谷真樹議長】
（Ｑ．オンライン学習）「今のテクノロジーを使えばそういうことも実現可能ですし可能にしている地域もありますので、そういうのを大いに参考にして青森でも活用できればなと考えています」

【宮下知事】
（Ｑ．オンライン学習）「今の時代だからできる新しい仕組みという意味では、大変様々な課題の解決につながる有望な一手だと考えています」
「この提言が実現できれば、大きく青森県の未来が変わっていくと確信をしています」

宮下知事は、１０月末の総合教育会議で教育委員会に共有し、２０２５年度の予算編成や教育施策の大綱に反映させる考えです。

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