彦山駅舎の撤去工事始まる…新たな集いの場に再整備

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4年前の九州豪雨で被災したJR日田彦山線。不通の区間には、BRT=バス高速輸送システムが導入されます。

“地域の足”の早期復旧へ期待が高まる一方、長年親しまれてきた駅舎の撤去が、19日から始まりました。

「午前9時です。撤去作業が始まりました。重機を用いて屋根を取り壊していきます」。

19日に撤去工事が始まった彦山駅。駅舎は築80年が経ち、老朽化が進んでいます。

彦山駅前で飲食店を経営する早戸秀喜さんは「生まれた時から駅があったから。学生の時もここから通学して、ここで商売させてもらって、生活の中に自分の家と同じくらいの感覚。思い出とか悲しさとかそんなんじゃない」と話していました。

彦山駅はかつて、炭鉱で栄えた地域の人たちや英彦山への観光客らに多く利用されていました。

しかし、地域の衰退や車の利用の増加とともに、利用者は減少の一途をたどります。そして…。

「道路が削れています。下に落ちているのはガードレールと思われます」。

2017年7月の豪雨で、日田彦山線は甚大な被害を受けました。

去年7月、不通となった添田駅と夜明駅の間は、鉄道ではなくBRTで復旧されることが決定。

彦山駅は老朽化とあわせて、バリアフリーの観点からも、新しい駅舎に建て替えられることになりました。

嘉麻市出身の籾田勝義さんは「2カ月に一度くらい英彦山に登った時に、トイレ休憩とたばこ休憩でしょっちゅう寄っていた。駅舎だけでも残してほしかった」と話していました。

新たな彦山駅は、駅舎の隣にある休憩所や桜の木を残したうえで、大型バスの駐車場やイベントスペースとしても利用できる駅前広場が整備されます。

彦山駅前で飲食店を経営する早戸秀喜さんは「すべての思い出が詰まっている。今は屋根だけでも見えるから、あと何日か経ったら何も無くなるから、そうしたら『あっ』と思うかな。本当にありがたかった。ご苦労様でした」と話していました。

彦山駅舎の撤去工事は、来月末までに終える予定です。

新しい駅舎は、BRTの運行開始が予定されている2023年度までに完成予定です。

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