本田技研工業75周年イベント マクラーレン・ホンダMP4/6エンジン始動

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本田技研工業75周年イベントの一環として2023年08月27日にモビリティリゾートもてぎのホンダコレクションホールの中庭で行われたエンジン始動イベントの1台、アイルトン・セナが3度目ワールドチャンピオンを手にしたマクラーレン・ホンダMP4/6です。

ホンダは前年度のV10エンジンからよりパワーを追及したV12エンジンRA121Eを投入、しかし開幕前のテストでは前年のV10エンジンRA100Eよりもアンダーパワーでありセナからパワー不足を指摘されるなど、早急な問題解決が図られた。

RA121Eは理想的なパワーバンド実現のため可変吸気システムを採用。ネックだった重量はV10より5.5kg軽く154kg、馬力も55bhp向上し735bhpを計測したと言われている。

1991年シーズン開幕直後はセナが4連勝を飾るなど順調な滑り出しだったものの、ライバルであるウィリアムズFW14の信頼性不足による勝利であったため、ウィリアムズFW14が優れた性能を発揮し始めると着実にポイントを重ねるものの苦戦を強いられた。

一時はウィリアムズにコンストラクターズポイントで逆転されたものの、ウィリアムズ側がマシントラブル・ピットストップミスなどで勝利を逃したため、マクラーレンがコンストラクターズチャンピオン、セナがドライバーズタイトルを獲得しダブルタイトルを手中にした。

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