フルカスタムでお組みした、SURLYのファットバイク Pugsleyをご紹介します!(後編)

Описание к видео フルカスタムでお組みした、SURLYのファットバイク Pugsleyをご紹介します!(後編)

今回ご紹介するのは、フルカスタムでお組みしたSURLYのファットバイク、Pugsleyです。

ファットバイクといえば、この極太なタイヤ。45NRTH / Husker Du 26x4インチ。

ハンドルはNITTO×ジェレミー・シシップのコラボモデルのひとつ。クルーザー型はJB Barといいます。

今回のバイクには、いいものを作り続けた結果潰れてしまった会社のパーツや、
時代の移り変わりによって淘汰されてしまった規格のパーツが盛り込まれています!

懐かしのMiddleburnのクランク。マッシブな印象で、このバイクにとても似合っています。
ファットバイクはケイデンスよりトルク重視。タイヤのトラクションを掛けてゆっくり上っていくことが多いです。
フレームはSサイズですが、クランク長はあえて175mmにしてあります。

これも今は無くなってしまったPoint One Racingのペダル。
コストの掛かるペダルやステムをアルミの削り出しで製造していました。

ブレーキレバーはPAUL / Canti Rever。
名前にCantiとありますが、ショートプルブレーキであれば使えます。

このPugsley、ディスクブレーキではなくカンチブレーキで組んであります。
車重がある上にカンチブレーキだと停まらないのでは?
と思いましたが、まったく問題ありませんでした。素材の硬さから来る、制動力を実感しました。

サドルはSelle Anatomica / X1。これも現行にはない仕様のモデルです。
このサドルはとてもお尻に馴染みが良く、体格のいい方が乗っても壊れづらいです。

シートポストはステムと合わせてSim Works / Beatnik Seat Post。

キャリパー用かつ135mmエンドのハブはなかなか調達に苦労します。
このニッチなハブをChris Kingが作ってくれていました。が、当然これもディスコンになっています。

ペイントはSwamp Thingsにて施しました。シルバーメタリックにラメが入った塗装です。
今回はカンチブレーキで組んであるので、ディスクブレーキ台座は無くてもいい、いわば、無用の長物。
使わないものをあえて派手に塗装してみました。
ヘッドセットはペイントとマッチさせつつ全部バラバラ。
これ、やってみたいって人結構いるんじゃないですかね。

新しいものじゃなくなった=価値がなくなったという考え方や風潮に疑問を感じます。
新しいものの方が優れている部分は多いかも知れませんが、当時のものには当時のものなりの良さがあると考えています。

2004年ごろの1x1は、カンチとディスクのコンパーチブルフレームでした。
「保証は効かなくなるけど、カンチ台座をカットしてLarge Mergeのリムをディスクハブで組めばファットバイクとして使えるよ」
というアナウンスがあったんです。

シートステーがドライブ側だけでなく、非ドライブ側も右方向へ曲げられています。
フロントフォークも、右フォークだけ右側に曲げられています。
ホイールも、フレームに合わせて右側にオフセットしています。

太いタイヤの自転車でないと乗れない場所に住んでいる人が多く居る一方、その選択肢は多くありませんでした。
SURLYがあるミネアポリスも、一年の多くは雨と雪が降る土地。
メンタルケア的な考え方もあって、外で身体を動かすアクティビティを大切にしています。
ファットバイクがあれば、天候や地形に左右されずに外で運動ができるようになります。

自分がどう使うかの用途(コト)よりも、ブランド(モノ)への執着が先行してしまっている方がいます。
そのバイクをどう使うかに重きを置いて組んでいった方が、素敵な自転車が生まれるんだと思います。

SURLYが完成車を出すまでファットバイク=ハンドメイドだったことを考えると、
完成車を用意したSURLYと、ハンドメイドで製作していた先駆者たちへの敬意を表します。

ファットバイクの場合、20万円後半~ご用意できます。
ご興味のある方、ぜひお問い合わせください。


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