カムイと共に~白糠のアイヌ文化~

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日本を形成する島の中で、本州に次ぎ2番目に大きな北海道。そこには、先住民族であるアイヌ民族およそ16,000人が、現在も暮らしています。その北海道の東部に位置する白糠町は町全体が自然に囲まれ、豊かな水産漁場を持つ町。太平洋から獲れる鮭、蟹、蛸、シシャモなどの海産物が豊富であることから、昔からアイヌ民族が多く住むエリアです。
白糠町で暮らすアイヌ民族は、アイヌ民族ではない町民と何も変わることなく、日本人として社会生活を営んでいます。古くから続くアイヌの教えや舞踊などの伝統を、すべての町民が一体となって守り続けているのが白糠町の特徴で、年間を通じてアイヌ伝統行事が行われています。白糠町としてのまちづくりの理念やアイヌ文化の保存や伝承に努めている白糠アイヌ文化保存会の活動は、現代に生きる私たちに、自然との共生、敬いの心などアイヌの教えの大切さを気付かせてくれます。

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