【集落探訪】猪崎新地を歩く福知山市猪崎(その2)人気だった張り見せとは?

Описание к видео 【集落探訪】猪崎新地を歩く福知山市猪崎(その2)人気だった張り見せとは?

秋蛇星短編映画製作所 20210722
第1話(前編)   • 【集落探訪】遊郭のあった福知山市猪崎を歩く(その1)由良川~若宮神社~猪崎...  
【脚本】#福知山市#遊郭#猪崎新地#妓楼#猪崎#三段池公園#大正ロマン#昭和レトロ#昭和ノスタルジー#赤線廃止#売春防止法#新世界#ドヴォルザーク 交響曲第9番ホ短調#バルビローリ #吉原すみれ#歩兵第20旅団司令部
明治末期には芸妓30名娼妓100名
大正末期には妓楼78軒娼妓160名
ついに猪崎新地遊郭内部が!
人気だった、張り見せとは?
まだ現役か?豪壮にして風格豊か
伝統技術が生きていた!
【集落探訪】
猪崎新地を歩く福知山市猪崎(その2)
前作では、猪崎集落を三段池公園まで歩き、引き返した。
風格のある茅葺屋根古民家がちらほら
石積みの美しい通りだ
ドヴォルザーク 交響曲第9番ホ短調「新世界より」 Op.95 B.178
指揮ジョン・バルビローリ ハレ管弦楽団 第1楽章より
1958年9月3日録音
この先は先ほど訪れた三段池横の
車道であり、つまらない場所だ。
引き返す。大きな道に近いためか、殺風景な
鉄筋コンクリートの集合住宅が現れる。
前回ではこの路地をたどり三段池まで歩いた。
ちょっとした峠になっており、そこに風格豊かな屋敷
が残されていたが、どうやら無人のようだった。
小学生とすれ違う
ここで路地裏へ
どこを歩いても、趣がある。
味わいのある石段だ
興趣をそそる石灯篭と、簡素な社
福知山の街がちらっと視界をかすめる
保育園らしき建物が見えてきた
確か、この道に面し洋館の遊郭があったはずだが
それらしきものがみえない!
散り壊されたのか?
確かにない!
きょろきょろするが
道端に雑草の茂る路地裏を見つけ入ってみる。
見覚えのある洋館風の建物が垣間見えてきた。
曲:吉原すみれ「嬉遊曲 Ⅰ」
まだ健在だった!
表から見ると洋館なのだが、裏側から見れば
古い和風住宅そのものだ。
ベンガラ色の壁
明らかに遊郭だが、すでに人の気配が
なくなって久しい模様。
別カメラ
傾斜地に建つ建物は、二階が地上階に
なっているのだが、一階を見に行く。
Rの付けられた壁が今なお、大きな痛みもなく
存在感を示している。
ここが遊郭の入り口で受付になって
いたのだろうか・・・
カフェ調の建物であることがわかる
現存する遊郭自体が少ないが、
洋館風・カフェ風の妓楼はここだけだ。
当初は1877年(明治10年)に現在の音無
瀬橋下流左岸の堤防上、下柳町付近の貸
座敷12軒がその始まりとされる。
斜め向かいの路地にもう一軒ある。
こちらは純和風で、部屋数も多そうで
規模の大きかった遊郭だったのだろう。
こちらは純和風で、部屋数も多そうで
規模の大きかった遊郭だったのだろう。
猪崎新地に関しては、Wikipedia「猪崎」に
詳しく書いている。
1898年(明治31年)、大阪から移駐した歩兵
第20旅団司令部と歩兵第20連帯を常連とし
賑わい、また神戸や姫路から足を運ぶ客もい
た。猪崎遊廓の特徴は各地で禁止されていた張
り見せ(遊女が店頭に座り客をとること)が行わ
れていた。
遊廓移転される当時、福知山に学校
建設が持ちかけられたが地元住民は学校より
利益になる遊廓を選択し、それに便乗し貸座敷
経営に転向した村人が相次いだ話が残されて
いる。
大正期をピークに1937年(昭和12
年)では62軒、150人に減少した。それでも遊
廓は営業を続け、1958年(昭和33年)3月、売
春防止法施行によって遊廓は廃止され現在は
住宅地へと変貌したが遊廓時代の建物が一部
残されている。
このため「土手の町」、「土手町」などと呼
ばれた。1896年(明治29年)8月30日の
大水害で大きな被害を受け、全滅する。
3年後の1899年1月、当時は村落であった
現在地に移転し「猪崎新地」と呼ばれ、猪
崎は福知山の遊郭の代名詞となる。
明治末期には芸妓30名、娼妓100名を擁
し、大正末期には妓楼78軒、娼妓160名と
なりピークを迎える。
妓楼78軒、娼妓160名というから、妓楼一
軒に対し娼妓2名と平均的な規模は小さい。
張り見せの人気で、遠く姫路・神戸・大阪
などからも客足は途絶えなかったという。
小さいが瀟洒な2階建て建築。
既に廃屋らしい
現在はすっかり住宅化している。
この路地にもそれらしき建物があった。
規模が大きく、風格のある建築だ。
曲:No.5 The Day I Met Her - Esther Abrami
猪崎では張り見せが行われていたというから、格子の奥に
紅灯の下に幾人かの遊女が媚を売っていたのだろう。
由良川をはさんで対岸の元・遊郭が
あった下柳町には現在、福知山市 治水
記念館があるが、そこの係員の一人が
わざわざ土手に出て、猪崎がかつて遊
郭だったことを教えてくれたのだが、夜
には由良川の川面に赤い灯、黄色い灯
が映って、それは情緒があったと、懐か
しむように話していた。
交差点に建ち、他にそれらしき
建物はないかと見回すのだが・・・・
もはや見当たらなかった。
ここに並んでいる民家も、多くはかつては
それ関係の店だったのだろう。
出典
『京の女性史』 京の女性史研究会 京都府、1995年
『遊郭をみる』 秋山耿史、林宏樹 筑摩書房、2010年
川見風月堂
なんともすさまじい荒廃ぶり
中で作業をしている光景が
大槻商店
建具店だった
大槻商店
〒620-0017 京都府福知山市猪崎754−11
そこにも狭い路地があった
狭い路地に入ってみる。
曲:Falling Snow ーAakash Gandhi
出たところが・・・
福知山猪崎郵便局
思えば、郵便局は全国津々浦々、
今のコンビニ的な存在だった。
度々荒れることで有名な由良川の土手が。
河原が見たくなった。
静かな路地裏から土手沿いの道に出た途端に、
車の騒音が耳障りに感じる。
由良川へ
正面の橋が音名瀬橋である。
かつて、この河原からカヌーを出し、
日本海まで下ったものだ。
出発地点まで戻る。
監督
秋蛇星
撮影場所 福知山市猪崎
制作
秋蛇星短編映画製作所

Комментарии

Информация по комментариям в разработке