熊本の渋滞にハマらないルート

熊本の道路事情について（長文）

平均時速16キロメートルという、政令市ワーストを誇る熊本市内の道路事情。
折角バイパスは出来ても、平面交差と沿線にはお店や住宅が建ち並び、生活道路として使われて中長距離移動としては使えないほどに混雑してしまいます。

世間では「江戸時代に攻められない街づくりをしたから」とも言われますが、僕の感想としてはそれは違うと思っています。

確かに、クランク状の道路が幾つもあったりしますが、そんなことよりも

・中心部から放射状に整備された幹線道路
・バイパスなのに信号機が多過ぎること
・幹線道路同士の交差点が立体化されない

など、挙げれば沢山の原因が出てきます。
決して歴史的な背景ではなく、空いてる土地を人口増に使っているだけのように見えます。当然ながら、そこにも新たに交通が生まれ、さらに周辺の混雑を現に引き起こしています。

ただ、決して人口増の政策が悪いとは全く言いません。ですが、街づくりというのはバランスが大事なんです。
渋滞という問題をたてに、道路は新しく敷設するけど、ついでに沿線に街も作っては結局変わらなくなってしまいます。
北千葉道路までとはいかなくても、幹線道路と生活用地の関係性については、もう少し考えても良いような気はしています。

僕自身は人生の折り返しであり、これから大きく変わっていく場面を見る事は無いと思います。でも、これから免許を取って運転する若い人達のためにも、少しずつ熊本の道路事情が良い方向に変わっていければと願うばかりです。