太閤ケ平~久松山

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羽柴秀吉による2度に渡る鳥取城攻めのうち、後半の天正9年は徹底した兵糧攻めで知られます。城に逃げ込んだ多くの人々が餓死し、凄惨なありさまだったといいます。

その攻撃のため、秀吉が本陣を置いたのが太閤ケ平。たいこうがなると読みます。本陣山の山頂に遺構があり、当時をしのぶことができます。

この日は昼前まで雨が残ったため、昼からの山行。東照宮に隣接する樗谿公園(おうちだにこうえん)を出発。今日はポニー君に会えてラッキーでした。はなさんはシャイな女の子です。

山頂まで全線舗装道。山頂にアンテナがあるため、やむをえません。山頂には休憩施設があり、雨宿りもできます。市民の健康ウオーキングコースになっているようで、女性のペアや老夫婦、ファミリーが次々と登ってきます。

山頂付近で道標に従い、以前、紹介した久松山へ向かいます。高低差はほぼなく、終始、雑木林の中を歩きます。梅雨になったら、キノコが期待できそうなコースです。展望の開けた東屋もあります。

やがて鉄筋コンクリートの建物が現れます。これは廃止されたロープウェイの山頂駅。久松山頂に近いものの、わかりづらい場所にあり、立ち寄る観光客は皆無でしょう。廃墟マニアにはたまらないかも知れません。下山は南坂コースをたどりました。今回のルートでは、以前紹介した摩尼山へも縦走することができるようです。

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