【源氏物語・帚木】左馬頭の女性論④

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左馬頭の女性論が続きます。ありとあらゆる分野において、あらゆる分野で名人でもそうでない者も、外見上は同じ立派にできていても、よく見ると細かいところでいい悪いが出てくるということです。女性も同じで、人の見た目ばかりの愛情は信用がおけないとのことです。
引き続いて、女性関係の体験談が始まることになります。

◆源氏物語(作者:紫式部)◆
平安時代中期に成立した日本最古の長編物語です。
全54帖からなり、光源氏の誕生から様々な恋愛遍歴、政治闘争などが描かれた一代記とともに、その子(薫大将)の人生を描いた一大長編小説です。

◆第二帖「帚木」◆
五月雨が降る夜、光源氏は頭中将、左馬頭、藤式部丞の4人でどのような女性が結婚相手として理想かという談義をします(雨夜の品定め)。
その翌日、光源氏は方違えのため紀伊守を訪れますが、そこで前日話題となった女性の一人ある空蝉のことを聞き、深夜に空蝉の部屋に忍び込み、強引に一夜を共にします。
あの一夜以来、空蝉を忘れられない光源氏は彼女の弟・小君を従者として仕えさせます。光源氏から手紙を託された小君は、空蝉に文を届けますが、空蝉は受け取りを拒否します。
#古典 #紫式部 #源氏物語

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