藤圭子　命くれない

命くれない　作詞　吉岡治/　作曲　北原じゅん/　オリジナル　瀬川瑛子　
採譜（Fuji.Ver.)の音源はsijimi888様からいただきました。
再生速度　　A≒４４２　で調整しました。

※　今回、圭子さんの♪命くれないを知り
初めて、オリジナル歌手を含めてカバーされた方の
歌を聴き比べています。その違いを出来るだけ
音符で表現しようとしましたが、とても難しいと
感じました。

※　この歌をはじめ、ここに頂いたコメントを読ませていただき、感慨深いものを感じました。
私は何故「藤圭子」のファンになったのだろうと５０年ほど前に想いを巡らす。
何故、私の心をこんなにも揺らすのか？・・・それを知りたくて「藤圭子」を追いかけて来た。
「そ」はまだ未だによく解らない。
山田耕筰～八洲秀章～古関裕而と続く西洋と日本の融合した楽曲の流れの一方に
「古賀政男」の流れがある。「演歌」の基を作ったと言ってもいい作曲家であり、
続く美空ひばりによって大成され、五木ひろしによって大衆化されたと私は考えています。
藤圭子は八洲によって見いだされた直弟子の筈だが、
音域、声質でその系統には嵌められなかった。
「演歌」の歌唱法とか云うものに想いといたすとき、アレルギーを感じる場合が多々ある。
全くその手法を取り除いたのが「テレサ・テン」で日本の歌曲ではない物足らなさがあるが、
心には大いに響いてくる。・・・あれこれと考え、なお聴き続け、まだ解らない。

八洲の、倍賞千恵子の楽曲・・・圭子「わたしには・・・」（日高晤郎’９３より）