定年後の貯蓄額の実態! 2000万円以上はわずか〇〇%!

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【動画で紹介したサイト】

  令和元年の家計の金融行動に関する世論調査(金融広報中央委員会)
  https://www.shiruporuto.jp/public/dat...


数年前の事になりますが、老後の資金として2000万円必要と言うニュースが話題になったことがありますよね。

本当に2000万円も必要なのか?という問題は置いといて、定年を迎えられる年代の方の貯蓄額は、実際どのくらいあるのか?

そして、2000万円以上の貯蓄額がある人は、全体の何パーセントにいるのか?ということについて、調査結果をもとにグラフを使って実態を紹介しています。

なお、今回参考にしたデーターは、令和元年の家計の金融行動に関する世論調査(金融広報中央委員会)というものになります。

因みに貯蓄額とは、預貯金とか株とか生命保険などの金融資産を含めたすべての合計金額ということになります。

60歳代の貯蓄額を見ますと、貯蓄額の割合が一番多いのは、単身世帯でも2人以上世帯でも3000万円以上となっています。

では、老後資金として2000万円以上持っている方はどのくらいか?ということですが、単身世帯の26.7%、2人以上世帯の32.1%が該当していました。

つまり、60代で2000万円以上の貯蓄額がある人の数は、全体の2~3割ということなります。

逆に言えば、7~8割の方は、貯蓄額が2000万円以下ということになります。

平均の貯蓄額を見ますと、単身世帯が1930万円で、2人以上世帯が2203万円という結果になりました。

どちらも、2000万円に近い数字になっていますが、なぜでしょうか?

その理由は、ものすご~いお金持ちがいるからということになります。

つまり、3000万円以上の層の中には、例えば1億円以上の資産がある人とか50億円以上資産がある人とか100億円以上資産があるなども含まれているということになりますから、この部分の層の人が、全体の数字を押し上げて、平均値を上がってしまったということなんですね。

そのような場合、平均値を見るのではなく中央値というものを見ますと、実感に近い数字が出てきます。

中央値とは、貯蓄額の少ない順から順番にデーターを並べた時の真ん中にくる値ということなっています。

中央値の数値を見ますと、単身世帯で845万円、2人以上世帯で1200万円という結果になりました。

平均値とは、まったく数字が違いますよね。

これは何を意味すのか、それは、それほど今の日本の経済格差が大きい!ということなんですね。

つまり、持っている人は信じられないくらいの金融資産を持っているのに、持っていない人は、老後を安心して送れるほどの資産がなく、そのような人が全体の7~8割を占めている
ということになります。

次に60歳代の貯蓄額の内訳を見ますと、金額が一番多いのは圧倒的に預貯金になっていました。

これは、単身世帯でも2人以上世帯でも同じです。

では、預貯金の次に何が来るのか?ということですが、単身世帯の方は、投資信託と株式でした。

これは、国による「つみたてNISA」とか「イデコ」などの影響が大きいと思います。

一方、2人以上世帯を見ますと、預貯金の次は、生命保険になりました。

2人以上世帯は、夫婦がいるケースがほとんどですから、このような結果になったのだと思います。

最後に、70歳以上の貯蓄額と60歳代の貯蓄額を比較してみたいと思います。

平均値の方は、60歳代が2203万円に対して、70歳以上が1978万円、つまり約200万円の減少でした。

また中央値の方は、60歳代が1200万円に対して、70歳以上が1100万円、つまり約100万円の減少でした。

これはあくまでも個人的な推測になりますが、70歳以降の方は年金以外の収入がなく、老後資金の不足分を貯蓄額を使って補っているからこのような結果になったと考えられます。


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