【40分で初心者を卒業】酸素マスクの完全講義【医療従事者むけ】

今回は酸素療法の完全講義ということでお話しします。今回は、今酸素マスクがあまり分からないって方に向けて、自分の12年の知識を網羅的にまとめてお話しします。もちろん経験はいるけど、知識だけなら酸素療法は初心者は卒業できるっていう動画です。知識がゼロの方でもわかるようできるだけ噛み砕いてお話します。

【目次】
0:00 はじめに
1:11 酸素を与える器具にはどんなものがある？
7:03 L/分で調整するもの
7:18 カニュラ
8:30 マスク
9:06 リザーバーマスク
10:18 オキシマイザー
11:54 オキシマスク
13:25 低流量システムの使い分け
16:00 FiO2で調整するもの
16:14 ベンチュリーマスク
19:31 インスピロン
24:52 ネーザルハイフロー
27:55 高流量システムの使い分け
29:57 CO2を吐き出させるもの
32:28 それぞれの使い分け
33:09 それぞれの使い分け「酸素軸」
36:52 それぞれの使い分け「二酸化炭素軸」
40:42 まとめ

【結論部分の文字起こし】
酸素を与える器具が全10種類。これを3つのグループに分けました。

まずは酸素流量(L/分)で調整するもの：これはカニューレ、オキシマイザー、マスク、オキシマスク、リザーバーマスクが入ります。
次に吸入酸素濃度(FiO2)で調整するもの：これはベンチュリーマスク、ネブライザー付酸素吸入器、Nasal High Flow ®が当てはまります
最後にCO2を吐かせられるもの。これはNPPV、人工呼吸器が当てはまります。

これらを使い分けるこつは、酸素と二酸化炭素をわけてがえることです。酸素軸では、酸素を与える能力で選ぶこと。酸素化がそこまで悪くないうちは、カニュラ、マスクが基本。状況によってオキシマイザーやオキシマスクも選択肢にあがります。酸素化がかなり悪いと、リザーバーマスク、Nasal High Flow、NPPV、挿管下の人工呼吸器が適応になりました。二酸化炭素の軸をまとめるとこちら。ナルコーシスのリスクが高いけど自発呼吸が十分にある患者さん。こちらはベンチュリーマスクやカニュラが第一選択。逆に自発呼吸がかなり弱い患者さんは、NPPVや挿管を考えます

【関連動画】
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   • 【30分で初心者を卒業】ネーザルハイフローの完全講義  

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