長唄 舌出し三番叟 本名題「再春菘種蒔(またくるはるすずなのたねまき)」

Описание к видео 長唄 舌出し三番叟 本名題「再春菘種蒔(またくるはるすずなのたねまき)」

略称《志賀山三番叟》《種蒔(たねまき)三番叟》。
初演 1812年(文化9)江戸中村座

三代目坂東三津五郎と並び歌舞伎所作事(日本舞踊)の礎を立てた三代目中村歌右衛門が江戸中村座での興行を終えて大阪に帰る際に御名残狂言として舞台に掛けられました。

本狂言は中村歌右衛門が子供の頃に江戸中村座で観た中村仲蔵 ※踊りの名 志賀山万作(1736 - 1790)の三番叟にあやかり再現したものですが、その中村仲蔵の三番叟も歌舞伎の創成期に初代中村勘三郎(1598~1658)の演じた三番叟を復興したものでした。
つまり二百年以上の長い年月を掛けて二度に渡って復興されたという原型が非常に古く、また希少な歌舞伎所作事になります。

現代では主に千歳と三番叟の二名による紋付袴姿での素踊り形式が主流ですが、舞踊会主催者である花柳琢兵衛師の師匠、花柳徳兵衛師が三番叟の研究をされていた事もあり、素踊りでは略される事が多い「藤内次郎が~」の件を入れて、完全版に近い形での上演となりました。
千歳には現在東北花柳会で役員をされている花柳寿美衡師が勤めて下さり、素晴らしく上品で端正な千歳を舞って下さっています。

初演時は長唄と清元の掛け合いですが、現在は長唄曲として上演されています。
※動画中の歌詞につきましては、掛け合いの時の文言を一部使用しております。


三番叟 花柳琢次郎 
千歳  花柳寿美衡 

花柳寿美衡、花柳流日本舞踊教室HP
https://www.sumihira.org/

より詳しい作品概要、歌詞解説は以下リンクよりご覧下さいませ。

http://www.tetsukuro.net/nagautaed.ph...

Комментарии

Информация по комментариям в разработке