“うさぎの飼育放棄”癒やし求める一方で増加~「専門の保護センター」福岡市に開設

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新型コロナによる「巣ごもり需要」で、犬や猫だけでなくうさぎをペットとして飼う人が増えています。一方で飼育放棄も相次いでいてうさぎ専門の保護センターが福岡市に開設されました。


◆うさぎの避難所
ふわふわの毛並みにくりくりの目、ぴょんぴょんと歩き回る姿が愛らしいうさぎ。

RKB正福里奈「もこもこで癒やされます。うさぎが暮らすこちらはペットショップではなく、保護されたうさぎのシェルター、避難所なんです。今、飼えなくなったうさぎの相談が増えています」

今年7月、福岡市東区にできた九州初となるうさぎの愛護センターです。開設から2か月で10羽以上を保護しました。

福岡市うさぎ愛護センター 水上怜奈所長「住宅街に捨てられていた。段ボールみたいな箱に入れられて、そのまま置いてあったという子で、連絡をもらって」


◆最大50羽のうさぎ保護可能
所長を務めるのは、うさぎ専門のペットショップで働く水上怜奈さんです。世話をしながら持ち主を探し見つからなかった場合は、新しい飼い主を探しています。福岡市の動物愛護センターの指導を受けて開設したこの施設では、最大50羽のうさぎを保護できます。

福岡市うさぎ愛護センター 水上怜奈所長「もっと数が増えた時は・・・、こちらに増えないことが一番、使わないことが一番いいんですけど」


◆うさぎ飼育の注意点
こちらは、水上さんが勤務するうさぎ専門のペットショップです。常時、約30羽の子ウサギを販売しています。

九州うさぎCLUB 赤星美佳店長「うさぎは声帯がないので鳴かない。外の散歩も行かないし予防接種もないといった飼いやすさがある。ステイホーム、テレワークなので癒やしでほしいとか、おうちにいるからこれを機会にという方は多いですね」

ペットとして迎え入れやすい反面、室温管理やこまめなブラッシングなど、注意しないといけないこともあります。

うさぎを飼っている女性「この子が2年前で、この子が今年から飼っている。鳴かなくて体調不良がわかりにくいので、観察はよくするようにしています」


◆引き取り希望者に聞き取り
この日は福岡市うさぎ愛護センターに、うさぎの引き取りを希望する家族が見学に訪れました。

福岡市うさぎ愛護センター 水上怜奈所長「けっこうなつっこい、なでられるのはすごく好きで」

うさぎの状態や性格などを説明するほか、適切に飼育できるかどうかの聞き取りをしてから、うさぎを引き渡します。

保護うさぎを引き取った力石芹菜さん「赤ちゃんは性格がわからないこともそうだし、意外と飼うのが難しくて手放す人が多いと、ティックトックで見た。この子は抱っこが苦手で、なでなでが好きと最初からわかって飼えるから」


◆引き渡し後、数回報告してもらう
引き渡しは無料で、家でのうさぎの様子を写真で数回報告してもらいます。1羽の保護うさぎが無事、引き取られていきました。

福岡市うさぎ愛護センター 水上怜奈所長「うれしいですね。おうちに連れて帰ってもらえるのが一番。保護される、捨てられる子がゼロになればいいかなと思います。こういう施設ができたことで、うさぎ捨てられているんだとか、そういうのをちょっとでも知ってもらえたら」


【参考】
動物愛護センターは犬と猫のみの引き取りで、うさぎは預かってもらえない。拾得物扱いになり3か月は譲渡ができないため、福岡市うさぎ愛護センターで過ごすことになる。うさぎ愛好家や水上さんが務めるペットショップからの寄付で、エサやケージなどをまかなう状況。福岡市うさぎ愛護センターでは譲渡できる保護うさぎをホームページで紹介、うさぎ引き取り希望者と施設運営の寄付を受け付けている。

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