遊佐未森とソラミミ楽団 - 夏草の線路 / Mimori Yusa & Soramimi Orchestra 1990 語りつき

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曲の冒頭で遊佐未森さんの語りが視聴できます。ゆったりお話する遊佐未森さんの語り口は、聴いている人にほのぼのとした安心感を与えてくれますね。
NHK ジャスト・ポップ・アップ 1990.5.18 皆さんで遊佐未森さんを応援しましょう!

作詞:工藤順子 作曲:外間隆史 編曲:外間隆史/中原信雄

夏草に埋もれた線路は錆びた陽射しを集めて
立ち止まる踵を知らない町に誘うよ
霧の朝いちばん最後の貨物列車に託した
僕たちの遥かな未来は走り続ける

何時までもこの場所で
同じ夢見てたはずなのに
君は今靴紐気にして

枕木は季節を数えて蒼い土へと帰るよ
少しずつほどけるあの日の遠い約束

ポケットに忘れてた
石ころを高く投げてやろう
赤茶けたレールの向こうへ

何にも気づかずに
通り過ぎてしまえそうで
何処まで歩いても
終わりのない夏の線路

夏草に埋もれた線路は低く陽炎揺らして
七色にさざめく小さな風を弾くよ

僕のこと想う時
目を閉じて汽車を走らせて
聞こえない汽笛を聞くから

このまま気づかずに
通り過ぎてしまえなくて
何処まで歩いても
終わりのない夏の線路
いつでも眼差しは
眩しすぎる空を越えて
どんなに離れても
遠く君に続く線路

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