「ミセ造り」が並ぶ徒歩だけの島里/海界の村を歩く 太平洋 出羽島(徳島県)

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A walk-only island village lined with “Mise-zukuri” / Walk around the island village Pacific Ocean Tebajima (Tokushima Prefecture)

出羽島(てばじま)は、室戸阿南国定公園内に位置し、牟岐港の南約3.7km、定期船で海上15分の距離にある。島南部の灯台展望台から南に太平洋、東に磯釣りのメッカ大島・津島、西には室戸岬を眺望でき、真冬にエンドウの花が咲く常春の島。古くは、「手波」「出波」とも呼ばれていた。寛政2年(1800)、徳島藩の移住奨励により四国本土の牟岐地区から移住した人によって拓かれたといわれる。近代にはいるとカツオ漁とカツオ節の大生産地として栄え、昭和前期には1,000人近い人口を数えた。現在は、遊歩道も3ルート整備されたハイビスカス香る南国情緒豊かな島で、一本釣主体の漁業が主産業。連絡船発着場に野口雨情の歌碑があり、大池には地球上で4カ所しか見られない「出羽島大池のシラタマモ」(国指定天然記念物)が自生している。近年は、彫刻、キルト、絵画などの展示会や現代アートによる島おこしが行われている。平成29年、規模や形式が揃った漁家の主屋が建ち並ぶ町並みの景観が高く評価され、国の重要伝統的建造物保存地区(重伝建)に選定された。(「シマダス」参照)
江戸後期の本格的な移住開始を契機に、島北部の入江を利用した港の周りに集落が形成された。幕末から昭和前期までの伝統的な主屋が良く残り、集落拡大の変遷を示す歴史的な地割と一体となって、離島における伝統的漁村集落の風致をよく伝えている。古民家の形態は、「ミセ造り(ぶっちょう造り)」と呼ばれる開口部の仕組みが特徴。ウワミセとシタミセの2枚の板戸を召し合わせて雨が降れば雨戸になる柱間装置で、天気の良いときはシタミセを下して店となり、品物を並べたりそこに座っておしゃべりをするコミュニティ装置でもある。そして、この島の最大の魅力はモータリゼーションに害されていないこと、つまり自動車がないこと。自動車を走らせるための改変が、集落にも建物にもされておらず、徒歩時代のままの姿が維持されている。

集落町並みWalker
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