第159回 古河提灯竿もみまつり 令和元年12月07日 茨城県古河市

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令和元年(2019)12月07日、JR宇都宮線 古河駅西口駅前特設広場〔茨城県古河市〕にて、『第159回 古河提灯竿もみまつり』が行われました。

6:48 茨城県 大井川和彦県知事も 子供部門 に加わり、竿もみまつりに参加されました。

《 関東の奇祭 古河提灯竿もみまつり 》

市内各団体が20メートル近い竹竿の先につけた提灯を激しくもみ合いながら、相手の提灯の火を消し合うまつりで「関東の奇祭」と言われています。

以下に記載する「七郷めぐり」に由来したまつりで、その名も「おかえり」と言われていました。
現在は高さ約10メートルの矢来(やらい)を設置し、各団体がぶつかり合いながら竹竿を激しくもみ合います。


《 提灯もみの原型/由来 》

建仁年間(1201-03)に始まったと伝えられた「七郷めぐり」は、第二次世界大戦直後まで続けられました。
この行列には各村の若者たちが篠竹に高張提灯をかざして供奉しました。
行列が各村の末社で一泊して次の村に向かうとき、若者たちが行列の進退を巡って激しくもみ合いをしました。

12月03日の深更から04日の早暁にかけての「おかえり」には、七郷めぐりを終えた行列を待ち受けようとしました。
その際、寒さをしのぐために手に竿を持ってもみ合い、暖をとりました。
この「おかえり」の夜のもみ合いが現在の「提灯竿もみまつり」の原形であり、今でもこのまつりを「おかえり」と呼ぶ人が多いのです。


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